自然素材の家について、すべての情報を紹介

TOP » 珪藻土の家

珪藻土の家

珪藻土の家の施工事例1
珪藻土の家の施工事例2
珪藻土の家の施工事例3
珪藻土の家の施工事例4
珪藻土の家の施工事例1 珪藻土の家の施工事例2 珪藻土の家の施工事例3 珪藻土の家の施工事例4

「珪藻土を使用した家」の
施工事例をみる

珪藻土っていったいどんな素材?

珪藻土は、植物性プランクトンの化石が堆積した地層にある土のこと。日本でも、全国各地でとることができる素材です。植物性プランクトンの骨の部分である珪藻土は、目に見えない無数の穴があいています。これにより、高い調湿性が発揮されます。

取り出したままの状態では穴にカスが埋まっている状態なので、調湿効果を得ることができません。そのため、一度焼いて、穴に詰まったカスなどを除去します。これで塗り壁として使用できる珪藻土となります。自然素材である珪藻土は、こうしたひと手間が必要になります。だからこそ、人工的につくられた素材よりも高くなってしまいますが、その分多くのメリットもあるのです。

このように、さまざまな特徴をもつ珪藻土に興味はあるものの、いろいろと疑問や不安がある…という方に向け、知っておくべき珪藻土の知識をまとめています。

メリット・デメリット

優れた自然素材と言っても、メリットしかないわけではありません。当然デメリットもあります。メリットのトップと言えるのは、優れた調湿作用です。元々多孔質(目に見えないほどの小さな穴が多数空いている)という性質をもつ珪藻土は、水分を吸って蓄えたり、吐き出したりして湿度を一定に保つ働きをもちます。これにより、年中快適に過ごすことができます。

逆に一番のデメリットは、ボロボロする素材感でしょうか。ユズのようなざらついた質感の珪藻土は、砂のようにボロボロと落ちる性質をもちます。これが良さでもあるのですが、嫌な人は、ツルっとした質感のものを選ぶと良いでしょう。(最近ツルっとした珪藻土も販売されているそうです)ほかにもさまざまなメリット・デメリットがありますので、詳しく紹介していきます。

珪藻土のメリット・デメリットについて詳しくみる

メンテナンス

ボロボロした質感のある珪藻土のメンテナンスは面倒だろうと考えている人は少なくないでしょう。しかし、その手入れは実はごく簡単なことばかりです。日常の手入れは、ほこりを落とすことくらいで、特別なにかをしなければいけないということはありません。あとは、汚れや症状によって手入れ法を試せばいいだけなので、普通の壁の手入れとそう変わりません。詳しいメンテナンス法や業者に頼んだ場合のメンテナンス費用なども紹介しています。

珪藻土のメンテナンスについて詳しくみる

価格帯

珪藻土を使用すると家を建てるのにどのくらいの予算が必要なのか、気になるところですよね。そこで、実際に珪藻土を使用して家を建てた例を取り上げ、こだわりの場所や広さとともに価格を紹介しています。

珪藻土の価格帯について詳しくみる

オーナーの声

部屋壁の一部を珪藻土にしたご家族のそのきっかけや設計の経緯について紹介しています。

オーナーの声について詳しくみる

サイト運営

家づくり55年

石田工務店

石田工務店キャプチャ

私たち石田工務店は、檜を中心とする国産無垢材を取り入れた家づくりを得意としています。ここ数年、自然素材の家の人気が高まっていることを受け、住宅を検討している方が正しい情報をもとに判断できるように、サイトを通して情報提供をしています。家づくりに関するご相談は、お気軽にお問合せください。

そもそも珪藻土ってなに?どんな効果があるの?

珪藻土

珪藻土は「けいそうど」と読みます。珪藻と言うグループの藻類(植物性プランクトン)が元になっています。死んだ珪藻は、身は溶けて石油などの原料になり、骨は溶けず残り土に。つまり、珪藻土は植物プランクトンの骨が原料になっている土なのです。

珪藻土の成分は?

珪藻土は主に二酸化ケイ素と呼ばれる成分で構成されています。二酸化ケイ素はガラスの主成分でもあります。性質は違えど、どちらも建材に使われているのは何とも不思議です。しかし、珪藻の種類や採れる場所などによって、pH値や性能に違いがあります。

珪藻土の用途は建材だけ?

珪藻土は最近、家を建てる自然素材の1つとしてよく耳にするようになりました。しかし、以前から私たちの生活の身近なところで利用されています。

たとえば、ビールのろ過は吸着する働きを活かしたものです。同じく多孔質の炭と同様、脱臭グッズにも使われます。また、耐火性が高いためコンロや耐火レンガにも珪藻土が利用されています。

珪藻土の効果は?

建材としての珪藻土には、以下のような効果があります。

調湿効果、空気洗浄効果

珪藻土は多孔質といって、目に見えないほどのとても小さな孔(あな)が開いています。孔が自然に湿気を吸い取ったり吐き出したりして、部屋の湿度を調整。また、無数の孔が空気をろ過してキレイにする働きもあるのです。

断熱効果、耐火効果

ガラスと同じ成分からできている珪藻土は、火や熱に強いのが特徴です。万が一の火事が起きたときには、延焼を抑えてくれるでしょう。また、熱伝導率が低いため、外が熱かったり寒かったりしても室内への影響が少なくて済みます。エアコンの効率が上がるので、省エネにつながるでしょう。

さまざまある珪藻土の塗り壁材まとめ

珪藻土を使った塗り壁材を紹介。家を建てるときやリフォームをするときに使用します。

EM珪藻土/OK-DEPOT

稚内産の珪藻土を使用して作られている塗り壁材です。調湿機能が失われないように、焼かずに使用しています。また、珪藻土の含有率が一般的には5~20%のところ、58%と高いのも特徴です。

稚内メソポア珪藻土/手の物語

北海道の稚内で採れるメソポアと呼ばれる種類の珪藻土を使った塗り壁材。調湿機能に優れているのが特徴です。

シルタッチSR/フジワラ化学株式会社

漆喰のようなツヤ感を持たせた塗り壁材。カラーが豊富で48種類もあります。表面の仕上げパターンは10種類あるので、自室のデザインに合わせることが可能です。

エターナルアース・ソフトしっくい/株式会社エターナルアース ジャパン インク

アクリル樹脂を使わずに作られた珪藻土が含まれる漆喰です。多少の湿気が多いところでも使えることに加え、消臭効果が高いのが特徴。キッチンやトイレにピッタリです。

天然スタイル土壁/日本エムテクス株式会社

石灰石や卵の殻といった天然素材を使った土壁材シリーズ。珪藻土タイプは、アメリカ産のものを焼かずに乾燥させています。カラーパターンが豊富で優しい色合いが特徴です。

リターナブルパウダー/株式会社サメジマコーポレーション

粘土を使って固めている珪藻土。水を混ぜれば再利用できるのが特徴です。屋内用の壁の仕上げ材として使えます。

エコ・クィーン/日本ケイソウ土建材株式会社

食品添加物にも使えるほど純度の高い白色珪藻土を使用した塗り壁材。また、吸収した湿気に抗酸化作用を付加して吐き出す効果があるため、より高い空気洗浄効果があると言います。

プロ仕様の製品の他に、DIYで使える塗り壁材もあります。自宅の壁を塗りなおしたいときに便利です。

壁以外にはどんなところに使われているの?

珪藻土は壁以外にも使われています。また、調湿機能や脱臭・消臭機能があるため、リビングだけでなく、キッチンやトイレ、玄関などでも活躍。快適な空間づくりを助けてくれます。

リビングやダイニング
人の集まるリビングやダイニングの空気を綺麗にしてくれます。消臭効果があるので、ニオイの気になる食事をしても大丈夫。ペットのニオイが気になる人にもおすすめの使用ポイントです。
キッチン
料理の際に出る湿気や収納のカビなどを防いで、清潔に保ってくれます。
トイレや脱衣所
気になるニオイを珪藻土がキャッチ。湿気もとってくれるので、じめじめせず快適な空間にしてくれます。
寝室
断熱効果があるため、室内の温度を保って寝やすい空間にしてくれます。また、乾燥や湿気も珪藻土があることで和らぎます。
玄関
塗れた雨傘や靴などが発するニオイや湿気も、壁を珪藻土にすることで抑えられます。過ごしやすい空間づくりにピッタリの珪藻土。季節に合わせて働いてくれるのが嬉しいポイントです。
また、壁以外にも便利グッズが発売されています。
珪藻土バスマット
石でできたバスマットです。濡れた足で上に乗ると、水分がスーッと吸い取られていきます。あっという間に乾くので、家族が連続でお風呂に入ってもとりかえる必要はありません。同様の働きを利用して、コースターも販売されています。
珪藻土スプーン、ブロック
湿気をとってくれるので、水分で固まってしまう塩や調味料の容器に入れておくと、いつでもサラサラの状態を保ってくれます。ちなみに砂糖は乾燥すると固まってしまうので、珪藻土スプーンによっては不向きのようです。
脱臭剤
珪藻土を使った脱臭グッズは、冷蔵庫用・ブーツ用・室内用などさまざま。多孔質の珪藻土がイヤなニオイの元と湿気を吸収してくれます。

2種類の珪藻土「マクロポア」と「メソポア」の違い

珪藻土の種類を表すときに「マクロポア」や「メソポア」といった表現をします。これは、珪藻土に開いている孔の大きさによる違い。一般的な珪藻土は、孔の大きさが50nm以上のナノポア。対してメソポアは2~50nmと、マクロポアに比べて孔が小さめです。

それぞれの特徴

マクロポア

一般的な珪藻土はマクロポアです。メソポアに比べると、吸湿や放湿力が弱いとされています。しかし、サイズが大きいので吸水力に優れているのが特徴です。吸水力を活かした製品に使われたり、耐火レンガや壁、土壌の修復に利用されたりしています。古くは建材としても使われていましたが、現在はメソポアタイプが主流になっています。

メソポア

壁材に利用したいのはメソポアです。吸湿・放湿性に優れているため調湿効果が得られます。広範囲の塗装に使うほど、調湿効果は高まるため壁や天井などに使うのが一般的です。

凝固剤によって吸湿性がダウンしてしまうことも

珪藻土は本来、水と混ぜても固まりません。塗り壁材が固まるのは、凝固剤による働きです。珪藻土を選ぶときは、凝固剤もポイントの1つ。モノによっては、珪藻土の孔を凝固剤が塞いでしまうこともがあるからです。DIYで利用できる安価なものは、凝固剤に注目して選ぶと良いでしょう。

機能を邪魔しない凝固剤は、火山灰や石灰、植物の繊維など。これらが使われているかチェックするようにしましょう。

おまけ:メソポアより小さい孔は「マクロポア」

メソポアよりも細かな孔のことをマクロポアと言います。珪藻土ではなく、主に炭やゼオライトと呼ばれる鉱物がマクロポアを持っています。吸湿はしますが放湿はしないと言われているので、壁材には向いていないでしょう。そのため、マクロポアは浄水フィルターや脱臭剤として利用されています。