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古くから日本伝的家屋に採用されてきた欅(けやき)材。特にお寺の建築には欅(けやき)材は欠かせません。
欅(けやき)材は、北海道を除き全国に分布しているものの、欅(けやき)の良材となると東北や関東、山陰など一部地域に限られてしまうことから高級素材として知られています。非常に硬質で美しい杢目と光沢が特徴です。
欅(けやき)の無垢材というと、日本伝統家屋の象徴ですし大黒柱などにも採用されています。
木材の中では割高になりやすく、その分通常の住宅よりも本体価格が高くなる傾向。
欅(けやき)材を住宅に採用する際は、大黒柱のみに使用するなどスポット的に使われることがほとんど。このような使い方であれば高級木材も住宅の本体価格を抑えることが可能です。
以下が欅(けやき)材をスポット的に使用した場合の価格事例になります。
間取りや欅(けやき)材をどのように導入するかにもよりますが、大黒柱や柱のみに使用する、玄関先に使用するなどスポット的に採用すれば高級木材も価格を抑えて建築することが可能です。
欅(けやき)材は、現代建築ではなかなかお目にかかる機会がありません。それだけに、大黒柱や柱、玄関などにスポット的に存在するだけ美しく迫力があるかと思います。
ぜひ高級木材だからと諦めている方もスポット的に欅(けやき)材の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
高級素材である欅(けやき)材。
導入する際には、割高になりやすいことからスポット的に採用することをおすすめします。
また、良質な欅(けやき)材は時期によっても入手することが難しい場合もあることから他の建材も同時に検討してみると良いでしょう。
たとえば、欅(けやき)材と相性の良い杉材は、流通量が多いことから比較的安価に入手できますし、使い方もさまざま。
中でも燻煙杉は、防虫効果が高く、檜のような暖かみがあります。また肌触りも柔らかいため、フローリングなどでも使用可能。
冬場の室内は、フローリングが冷たく素足で歩けないという方も、燻煙杉なら優しい触り心地で暖かいため、おすすめ。
見た目も、あじわいのある杢目が魅力的で欅(けやき)材との組み合わせでも相性は抜群です。
いくつかの自然素材を組み合わせて、理想の家をつくりましょう。
ここまでご紹介した中で、欅(けやき)材を大黒柱などのワンポイントで使用したいという方も多いと思います。気になる大黒柱の価格帯ですが、約50万円〜300万円と非常に価格差があるのが現状です。
大黒柱の価格を決める要素は次の通り。
欅(けやき)材は、北海道を除き全国的に分布しています。
しかし、良材は東北・関東・山陰と限られた地方でしか出回らず限られた地方でもまとまって取れるわけではありません。
そのため国内では「岐阜県銘木協同組合」が開催する「銘木市場」などによって良材が全国各地から集まります。
この銘木市場に集まった欅(けやき)材の中から、産地や年輪などさまざまな要素が評価され価格が付けられるのです。
欅(けやき)材に限らずですが、年輪の幅によって大黒柱の値打ちが決まります。
一般的には、年輪の幅が狭いものが「目がつんでる」と表現され高価に取引されるのです。
年輪の幅が狭いものは、杢目が美しく磨けば磨くほど光沢が出て、耐久性もあります。
大黒柱に採用される欅(けやき)材は、伸び方も重要です。
一言に欅(けやき)材といっても生育環境によって伸び方が異なります。大黒柱に採用される建材は、まっすぐ太く伸びた建材が高く評価を受けます。
その一方で、傾斜のある地で育った建材は根元付近で曲がってから上に伸びる場合も。
このような建材では、取引価格が下がる傾向があります。
大黒柱に使用される欅(けやき)材は、枝がたくさんついているものだと節が多くなります。
節が多くなると取引額は下がり、節が少なく木肌が綺麗なものほど高価に扱われます。
欅(けやき)材に限らず良質な建材は、ねじれがないことが重要です。
生育環境によっては、いつも同じ方角から風が強く吹き付け、建材にねじれが生じてしまうことも。
このような建材は柱に使用することはできず、価格が下がります。
一方で、まっすぐと太く伸びた顕在は高値で取引されるのです。