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ログハウスのメリット・デメリット

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ログハウスのメリット・デメリット、種類や性能について紹介します。

ログハウスとは

「ログハウス」とは、丸太を積み重ねて作る家のことです。「ログ(LOG)」が丸太を意味しています。英語では「ログキャビン」や「ログホーム」と呼ばれており、「ログハウス」自体は和製英語です。

ログハウスは、丸太の端に「ノッチ」という凹みを入れ、密着度を高めるために「グルーブ」という溝を刻んで丸太と丸太を積み重ねて作ります。国や地域によっては、外壁に漆喰や鉄分を含んだ塗料を塗るなどの工夫が施されます。

現在では、本来のログハウス以外にも、太い丸太を部分的に取り入れた「ログハウス風」の家も含めて、広い意味で「ログハウス」と呼ばれることが一般的です。

メリットデメリット

ログハウスのメリットは主に、以下の3つです。

ログハウスに使われる樹木から発散される「フィトンチッド」が、リラックスした気持ちにさせてくれます。また、ログハウスには調湿効果があり、室内の湿度を快適に保ってくれるため健康的です。さらに、丸太を組み合わせた構造が揺れを吸収するため、耐震性が高いというメリットもあります。

一方で、主なデメリットには以下の2つが考えられます。

ログハウスには丸太を使用しているため、木の性質上、収縮して建物が変化してしまいます。建物の変化を防いだり良い状態で長持ちさせたりするには、定期的なメンテナンスが欠かせません。無垢材が腐食しないよう、住宅の構造や外壁も手入れする必要があります。

ログハウスの種類

ログハウスには、「ハンドカットログハウス」と「マシンカットログハウス」の2種類あります。ハンドカットログハウスは、職人がチェーンソーを使って手作業で切り出した丸太を使用するタイプです。最近では別荘などごく一部の住宅でしか見かけません。一方、マシンカットログハウスは、コンピューターと機械で丸太を加工して建てるタイプ。品質が安定していて、大量生産が可能です。

ログハウスの性能/メンテナンス

ログハウスは、調湿性や耐震性のほかにも優れた性能を持っています。断熱性においては、丸太が天然の断熱材となり、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。木が使われていると燃えやすいイメージがありますが、太い丸太の内部まで燃えるのには時間がかかり、耐火性も高いです。また、海外では200〜300年使われているログハウスもあり、手入れをすれば耐久性にも優れています。

メンテナンスでは、木材の収縮や丸太の重みで壁が沈み込む「セトリング」という現象への対応が必要です。メーカーや業者に依頼して、ボルトを締め直してもらいます。そのほか、外壁塗装や樹脂の拭き取りなどを行うことも、長持ちさせるために大切なメンテナンスです。

在来工法やツーバイフォーなどの家との違い

ログハウスは丸太を積み重ねる工法が用いられます。ほかの代表的な住宅の工法は、「在来工法」と「ツーバイフォー」の2つです。在来工法は「木造軸組工法」とも呼ばれ、垂直方向の柱と水平方向の梁で家を支えます。ツーバイフォーは、壁・床・天井という面で建物を支える工法です。

ログハウスは自然素材を身近に感じられる住まい

すべての壁を丸太で作ったログハウスも、部分的に丸太を取り入れたログハウスも、樹木の温もりを活かして作られます。ログハウスは、自然素材を身近に感じて暮らしたい方にオススメです。