自然素材の家について、すべての情報を紹介sponsored by 石田工務店
このサイトは 「石田工務店」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
体に優しい無垢材・漆喰などを使う自然素材の家。住み心地の良さに定評がある一方、自然素材ならではの問題点もあるようです。ここでは、自然素材の家を建てた失敗談や対策方法を紹介します。
家族の健康を考えて、自然素材の家を選んだAさん。完成見学会に参加した際、よそではずっと泣いていた1歳のお子さんが、無添加住宅の見学会だけはニコニコしていたことで「この工務店で建てよう!」と決意したそうです。
住み始めて以降、快適な毎日を送っているAさん一家。何の不満もない毎日を送っている…と思いきや、メンテナンス面で頭を抱えています。
フローリングに使用している自然素材は杉。触り心地の良い無垢材ですが反りやすく、年月が経つにつれて歪みが大きくなっているそうです。その結果、木材の間にはすき間が発生しました。ほかにも引き戸が歪むことで開け閉めに一苦労。また壁に使った珪藻土にも、ひび割れが目立ちます。
当初は「自然素材を使っているんだから多少の歪みは仕方ない」と考えていたAさん。工務店にメンテナンスを依頼しましたが、半年以上連絡はないそうです。「こんなに対応が悪いなんて…」と、Aさんは肩を落とします。
湿気のコントロールの役割も果たす無垢材は、季節によっては中の水分が減り、乾燥して形が変わります。その際に反りや曲がり、酷い場合には割れることがあり、家に狂いが出る可能性があるのです。
ただ、「乾燥する」というのは悪いことではありません。年月の経過とともに天然乾燥していくと、強度が増します。杉の強度が最も高くなるのは、伐採した100年後。どんどん耐久性が上がっていくのが、無垢材の面白いところでもあります。
壁に使われる工業用ビニールクロスと比べると、素材ごとの差や色ムラが出やすい珪藻土・漆喰。自然素材ならではの味を出せる一方、均一な塗り方は難しいでしょう。また乾燥によりひび割れが起こりやすいので、巧みな施工技術が必要です。
高い調湿機能を持つ自然素材・珪藻土。防カビ対策として用いられる自然素材ですが、湿気を吸う力にも限界があります。湿気があまりにも多い場合には黒カビが発生するケースもあるので注意が必要です。
自然素材の性質から、歪みやひび割れが起こることも考えられます。気になった時すぐに相談できるような、アフターサポートの整った工務店で自然素材の家を建てるのが良いでしょう。
また、「あまり気にしない」ことも大切です。自然素材の良さは、時間が経つにつれて味が出ること。多少の歪みも、家族が過ごした思い出として刻まれたものだと考えてみましょう。ただし、歪みが大きいと生活に影響が出る場合もあります。気になることがあれば、工務店に相談してください。