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自然素材の家でペットと暮らす

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ペットと暮らすなら、快適な住まいを建てよう

最近ではペットを飼っている人も増えてきて、家を建てる際にペットと暮らせるようなつくりにするケースも多く見られます。ここでは、ペットと暮らすうえで大切なポイントと、自然素材がオススメな理由をまとめました。

ペットと一緒に暮らすために重視すべきポイント

ペットと暮らすなら、ペットの体調や過ごし方にも目を向けることが重要です。特に室内で飼う場合、放し飼いとは違った注意点があります。

湿度・温度の調節

犬や猫など種類によりますが、床付近で過ごすペットは人間より気温や湿度の変化に弱いことがほとんどです。そのため、負担をかけないように調湿効果のある無垢材や漆喰を使った住まいにするのがベター。

特に無垢材は断熱効果が高く、室内の温度管理にも役立ちます。合板よりも断熱性に優れているため、ペットの健康を考えるなら無垢材を使った住まいが良いでしょう。

湿度の高さによって暑さ・寒さの感じ方は変わるので、寒暖差が激しい夏・冬も適した自然素材を使うことでペットが過ごしやすい環境をつくれます。

ニオイの消臭

ペットを飼っていて、ニオイが気になるという方もいるかもしれません。その場合、消臭効果のあるクロスや消臭剤を使うのも良いですが、自然素材の塗り壁にするのも一つの手です。

下手に消臭剤や芳香剤などを使うと、ペットのニオイと混ざって悪臭になってしまうケースもあります。そのため、しっかり検討したうえで購入してください。

珪藻土の塗り壁は耐久性もクロスより高く、消臭機能を備えている点がメリット。壁そのものに消臭効果があるので、汚れたり傷がついたりしても取り換える手間がなく楽ちんです。

アレルギー予防

アレルギーは人間だけでなく、ペットにも起こります。床で近いところで生活するため、床材に使われている接着剤や塗料、ワックスなどの影響を受けやすく、むしろ人間よりもアレルギーになりやすいと言っても過言ではありません。

もし床や壁の素材に有害物質が含まれている場合、アレルギー性皮膚炎を引き起こすリスクが高まります。そのため、接着剤が含まれる合板や集成材などは使わないほうが無難といえるでしょう。

ペットの健康を維持するためにも、化学物質がほとんど含まれていない自然素材を使うことをおすすめします。

ひっかき傷の対処

犬や猫などのペットを飼っていると、家の中にひっかき傷ができるのは避けられません。対処として硬い素材を使ったり、カーペットにするといった方法があります。

しかし硬い素材はペットの体に負担をかけやすいため、柔軟性を持つ素材を選びましょう。たとえば無垢材やカーペットなどはやわらかく、ペットも歩きやすい床材として用いられます。

無垢材を使う場合は傷が付きにくいナラやブナ、ウォールナットなど硬い広葉樹がぴったり。無垢材特有のやわらかさも持ち合わせているので、一石二鳥です。カーペットを検討しているなら、毛やホコリの掃除がこまめにできるタイルカーペットがおすすめ。なるべくこまめに洗濯し、清潔に保ちましょう。

快適に暮らせる間取り

狭い場所で過ごすのは人間にとってもペットにとってもストレスです。ストレスがたまると毛が抜ける、少食になるなど悪影響が出やすくなります。間取りや部屋の構造を考えることで、お互いにとって過ごしやすい環境を実現しましょう。

家の中で飼うなら、共用スペースはある程度の広さを保つ、ペットが通れる扉を付けるなどの配慮も欠かせません。窓や日光浴ができるスペースなど、ペットも快適なつくりにすることで長く健康に過ごせるのです。

ペットと家で暮らす際に気をつけるべきポイント

最近はペットを飼う家庭が増えており、家づくりもペットを考慮して設計されるケースも増えてきています。ペットも家族の一員として、新しい家で快適に過ごせるようにしたいものですよね。人間にとっては住みやすい家でも、ペットにとっては快適であるとは限りません。

そこで、ペットと新しい家に暮らす際に気をつけるべき点や工夫する点について見ていきましょう。

階段はなるべく緩やかに

高さのある階段や急な階段ではペットの肉球に負担がかかり、飛び降りた時に足腰への負担も強まってしまいます。ペットの体に負担をかけないためにも、階段を設置する際は緩やかなものにするのが望ましいでしょう。人間にとっても、年齢を重ねた時や怪我をした時などを考えると、緩やかな階段の方が将来的にもより安全であるといえます。

床材は滑りにくい素材を

ペットは人間のようにスリッパを履いて生活するわけにはいかないので、床の素材の影響をどうしても受けやすくなります。一般的なフローリングでは、掃除後やワックス後だと滑りやすくなっており、怪我の原因にもなりかねません。

ペットが生活をするスペースの床はコルク材を使用したり、ペット用のコーティングをしたりして、滑りにくいような床にする対策をすると良いでしょう。無垢フローリングや焼物タイルなども滑りにくいのでオススメです。

危険な箇所にはペットフェンスの設置を

家の中で、ペットが急に出入りすると危険である箇所には、ペットフェンスを設置して出入りさせないようにしましょう。特にキッチンは火気や刃物があり危険ですし、玄関も開けっぱなしにしておくと脱走してしまう恐れもあります。キッチンや玄関には設置しておくべきでしょう。階段の上り下りで足腰を痛めてしまう可能性がある際は、階段入り口部分にもペットフェンスを設置するのがおすすめです。

浴室ドアは必ず閉める

浴室は人だけでなくペットにとっても多くの危険が潜んでいます。浴槽にお湯が張ってあった場合は、誤って転落して溺死してしまうリスクがあります。シャンプーやボディソープを誤飲してしまうことも、珍しくありません。

浴室のドアは開けっぱなしにしないように徹底しましょう。万が一を考え、使用しない時は浴槽のお湯は抜いておくか、ふたを必ずするように心がけるようにしてください。

バルコニーやベランダの隙間を塞ぐ

バルコニーやベランダでは、目隠しの間に隙間があることも少なくありません。人間が通れないようなわずかな隙間でも、ペットが誤って通ってしまい転落してしまう可能性があります。わすがでも危険な隙間があるのなら、木製や樹脂製のラティスなどで隙間をしっかりと埋めて、転落の危険をなくすようにしましょう。

ペットにとって危険な植物を植えない

最近ではガーデニングをしている家も増えており、戸建て住宅に限らず、マンションのベランダでも植物を育てている人もいます。ですが、植物の中にはペットが口にしてしまうと危険なものもあるため、植える植物にも注意をする必要があります。

例をあげると、サトイモ科であるスパティフラムやカラーなどの植物は、ペットがかじっただけでも口内炎や皮膚炎を起こしてしまうことがあります。他にもチューリップ、水仙、ポインセチア、ジャスミン、クロッカス、スズラン、シクラメンなどもペットにとっては危険な植物です。ガーデニングをする際は、ペットにとって危険がないかどうかを確認してから植えるようにしましょう。

ペット専用のプライバシー空間を作る

人間と生活していて、いつも同じ空間で過ごしているペットですが、時には自分だけのプライバシー空間が必要なこともあります。人間と同じようにプライバシーが守れるような空間を作ってあげることが大切です。

人間の動線にエサ場や水飲み場を置かない

ペットに用意するエサ場や水飲み場は、家族の動線に置かないようにすることが望ましいです。ペットによっては食事をしている時に、家族が近くを通ったりすると興奮して攻撃してくることもあります。できるだけ壁際や周りが囲まれているようなスペースに設置するのが理想的です。

トイレスペースは目につかない場所に設置する

ペットのトイレスペースは、可能な限り家族から目につかない場所に設置することが望ましいでしょう。人目があると、ペットとはいえ落ち着いて排泄できません。周りが囲まれている場所か、奥まった場所がペットのトイレスペースには最適です。また周囲の壁や床材も防水性のあるものにすると、より快適な空間となります。

犬と住む場合の家づくりの工夫

ペットの中でも犬を飼う人は多いかと思います。犬ならではの特徴から、家づくりで工夫するポイントも知っておくとより良い家づくりができるでしょう。

足の洗い場を作る

犬といえば散歩が必要であり、外を歩くためにどうしても足が汚れてしまいます。そのまま家に入れてしまうと床が汚れてしまうため、足の洗い場を設置するのがおすすめです。ただ、足の洗い場はお風呂でも問題ありません。玄関やリビングの窓、勝手口など、散歩から帰ってきてすぐに洗える場所に設置するのも便利です。

足を洗うだけでなく、シャンプーができるようなシャワーヘッドの付いた水栓と、お湯が出るようにしておくとより便利になるでしょう。犬だけでなく、子供が汚れて帰ってきた際も、ある程度キレイにしたうえで家に上がれるというメリットがあります。家族の生活スタイルも考慮したうえで、家の中が汚れずに済む設計も考えてみましょう。

猫と住む場合の家づくりの工夫

猫をペットとして飼うためには家づくりにおいて、いくつか工夫しなければならないポイントがあります。どのよなポイントがあるのか、具体的に見ていきましょう。

ひなたぼっこができる場所を作る

猫はひなたぼっこを好む特徴があります。外の日の当たる場所で気持ちよさそうに眠る猫を見かけることも多いでしょう。家の中でも自然光が差し込む場所に、猫の居場所を作ってあげるようにするのも検討してみてください。その際、床の材質としてオススメとなるのが無垢材のフローリングです。

猫は床で過ごす時間が長いため、床の素材や肌触りは重要になります。無垢材の床なら柔らかで温もりがあるため、猫も快適に過ごすことができるでしょう。

キャットタワーやキャットウォークを設置する

猫は縦横の立体的な動きを好む特徴があります。そのため、家の中にキャットタワーを設置すると良いでしょう。スペース的にキャットタワーの設置が難しい場合は、カラーボックスを組み合わせたりラックなどを使用したりして、縦横の移動ができる箇所を作ってあげるのがおすすめです。

吹き抜け上部の窓際に、猫が自由に歩くことのできるキャットウォークを作るのも良いでしょう。キャットウォークは幅もそんなに必要ないため、数カ所設置してあげるも猫も快適に過ごすことができ、運動不足解消にもなります。

爪とぎの対処もしておく

猫は自分の縄張りを守るために、爪とぎをする習性があります。爪とぎは家具や壁を傷つけるため非常に悩ましいものですが、猫の本能であるため簡単に辞めさせることはできません。無理に止めるのではなく、猫が爪をとぐ箇所を麻縄で巻いたり、麻縄パネルで保護したりして家を傷つけないようにするのがポイントです。

爪とぎにもダンボールや麻縄に布など、複数のタイプがあります。どこで爪とぎをするのかによって、好む素材も分かるはずです。爪とぎに好む素材を用意してあげることで、家へのダメージを防げるでしょう。

鳥と住む場合の家づくりの工夫

愛らしい仕草や鳴き声で、日々の暮らしに癒しを与えてくれる鳥たち。自然素材の家で自由にのびのびと飛び回ってくれると嬉しいですが、フンの問題が気になるところです。

トイレの場所・温度調整について

鳥はくつろいでいるときにフンをすると言われています。鳥のお気に入りの場所を設けてあげると、そこをトイレのように使ってくれるのでおすすめです。

また、鳥の種類によっても異なりますが、鳥にとって適した温度環境は25~30度、湿度は約40~60%とされています。ただ、熱帯・亜熱帯地方が原産の鳥は、湿度を60~80%くらいに保ってあげると良いようです。

ケージのそばに温度計や湿度計を置いておき、必要があれば部屋全体を加湿するようにすると良いでしょう。

ハムスターと住む場合の家づくりの工夫

鳴き声が少なく、可愛らしい見た目から小動物の中でもペットとして人気のあるハムスター。知能が高く、トイレも覚えられるので掃除に手間もかかりませんが、一緒に住む際には以下に注意する必要があります。

部屋の温度調整に気をつける

ハムスターは体が小さいため、暑さや寒さに弱いといった特徴があります。部屋の温度調整には気を付けなくてはなりません。常に20度くらいの室温と50%ほどの湿度を保つようにしましょう。

寒い時期には体が冷えてしまわないよう、小動物用のヒーターを使うようにしてください。ケージ内に置けるタイプやトンネル型のヒーターなど、さまざまな種類があるので個体に合わせて使うようにしましょう。

うさぎと住む場合の家づくりの工夫

鳴き声がなく静かで体臭もほぼないうさぎ。「犬や猫と比べて飼いやすい」と、ペットとしても人気があります。一緒に住むなら、うさぎの習性を理解した上で家づくりを工夫するようにしましょう。

温度・湿度管理が重要

うさぎは暑さにも寒さにも弱い動物です。夏場や冬のシーズンは、特に温度・湿度の管理に気をつけましょう。うさぎが快適と感じるのは18~24度、湿度は約50%と人の快適さとほぼ同じです。家に誰もいなくても遠隔で温度を調整できる、IoTエアコンがあると良いでしょう。

柱をかじらないように対策する

うさぎは歯がとても硬く鋭い上、歯が伸びるのを防ぐために色々なものをかじる習性があります。木製の柱や家具、コード、壁紙など、近くのものを何でもかじってしまうので、かじらないように対策するのが賢明です。家の中で放すときにはかじられる物を置かず、サークルなどでガードしておくようにします。

観賞魚と住む場合の家づくりの工夫

ゆったりと泳いでいる様子をながめているだけで癒される観賞魚。いつかマイホームに水槽を作って飼いたい!と憧れる方もいるのではないでしょうか。

水質管理と置く場所に気をつける

観賞魚のいる家では、水の中で暮らす魚にとって欠かせない水槽の管理と配置に配慮する必要があります。常に魚にとって快適な水質を保つために定期的な清掃やメンテナンスは欠かせませんし、魚の種類に合わせた水温管理も大切です。

また、日当たりの良い場所に水槽を置くと、苔が増えやすくなり変色や水槽の劣化を招きます。水槽の大きさや魚の種類にかかわらず、直射日光の当たらない場所に設置するようにしましょう。

自然素材の家がペットと暮らすのに向いている理由

無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材は、調湿や消臭などの点から、ペットと暮らす家を建てる場合に適した素材といえます。

加えてアレルギーの原因となる化学物質をほとんど含んでいないことから、ペットの健康にも良いといえるでしょう。

素材選びを間違うと手間が増えることに

自然素材を使った住まいはペットと暮らすのに適していますが、素材選びを間違うとメンテナンスの手間が増えてしまうことも。

たとえば床材はひっかき傷ができやすい場所ですが、広葉樹より柔らかい針葉樹の無垢材を使ってしまうと、あっという間に傷だらけに。糞や尿をこぼすと傷から入りこんでダメになってしまうケースもあります。

また、珪藻土は単体で固められないためつなぎに糊や接着剤が使われています。化学合成の接着剤が使われている珪藻土の壁材を使うと、せっかく他を自然素材にしても意味がありません。含有量を見て、なるべく珪藻土の割合が多いものを選びましょう。

ペットのことを考えて適した素材を選ぼう

自然素材の家は、健康面や性能面で優れた効果を発揮する住まいです。ペットと一緒に暮らすのであれば、自然素材をふんだんに使った家を検討してみるのも良いでしょう。

ただし、素材選びを間違うと逆にペットへ悪影響を与えたり、メンテナンスの手間が増えたりします。適した素材を見極めて、快適に暮らせる住まいを建ててください。

猫と一緒に住む施工事例1:ペットにとっても住みやすい家

ペットとの共生がテーマ

ペットにとっても住みやすい家の施工事例

引用元:石田工務店(https://ishidakoumuten.net/custom/3014/)

白を基調とした清潔感のある内装が特徴的なこの住宅。実は「ペットにとっても住みやすい工夫」が随所に見られます。まず、フロアはペットにとっても心地よいとされる檜無垢材を使用しているのがポイントです。

ドアには専用の弁を取り付けることで、ペットが自力で出入りする仕様としました。犬2匹と猫を飼っている依頼主からの要望を受け、依頼主様だけではなくペットにとっても快適な空間を演出。もちろん人間にとっても快適な空間となるよう、高断熱+遮熱シートが採用されています。オール電化と併せることで、光熱費の節約を考えています。

ガスを使わないことで、省エネはもちろんペットのリスクヘッジにも繋がっているのが魅力です。ペットとの生活の中では、飼い主の予期せぬ事態が起きてしまうこともあります。時には火元に関しても、ペットがうっかり…なんて可能性もゼロではありません。オール電化であれば火に関するトラブルのリスクも大幅に軽減されるので、その点も含め「ペットに優しい家」となっています。

猫と一緒に住む施工事例2:猫も人も楽しめる家

実用性と娯楽性の両立

猫も人も楽しめる家の施工事例

引用元:石田工務店(http://www.ishidakoumuten.net/ie/detail/detailG000000015_326.html)
※2020年7月時点

生活動線や収納など、利便性にこだわっているのは言うまでもありません。隠されたポイントは、「猫も楽しめる」ことです。壁面に設置されたパネルを一見すると、物を置くためのオブジェだと思うでしょう。しかし、実際には猫が楽しむための階段として機能しています。人間にとってはオブジェとしか思えない物でも、ペットにとっては立派な遊具です。

また、多くのドアには猫用の小窓を設置することで、猫が部屋を自由に出入りできます。

もちろん猫だけではなく、住む人にとっても実用性の高い空間となっているのがポイントです。開放感の演出のために吹き抜けを造ったり、あるいは階段もパネルにしたり。遊び心満載のフロアを作る一方で、トイレや洗面所を広く設けるなど実用性も重視しています。収納にもこだわり、様々な部屋で収納を用意されました。猫との共生はもちろんですが、人間にとっても住みやすいための工夫が随所に見られるスタイルです。

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