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無垢の家

近年、改めてその魅力が見直されている無垢の家。ここでは、無垢の家の特徴やメリット・デメリット、口コミ、注意点などについて詳しくご紹介しています。すでに無垢の家を検討中の方も、まだどんな家を建てるか決めていない方も、ぜひ一度目を通して無垢の家の魅力を感じ取ってください。

「落ち着ける家」「長持ちする家」「高級感のある家」をお考えの方は、きっと無垢の家に強い魅力を感じることでしょう。

無垢の家の施工事例1
無垢の家の施工事例2
無垢の家の施工事例3
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無垢の家の施工事例5
無垢の家の施工事例6
無垢の家の施工事例7
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無垢材の家のメリット・デメリット

無垢材の最大のメリットは、その温かい風合い自体かも知れません。しかしながら無垢材には、見た目の風合い以外にも、さまざまなメリットがあります。

一方で無垢材には、傷が付きやすいことを始め、いくつかのデメリットもあります。

メリットとデメリットをよく理解したうえで、無垢材の採用を検討してみてください。

無垢の家のメリット

天然木が醸し出す見た目の味わいのほかにも、無垢の家には次のようなメリットがあります。

無垢材の家は耐久性・耐震性に劣るという印象がありますが、実際には逆。きちんと作られた無垢材の家は鉄筋コンクリート造よりも丈夫、と評価する専門家もいるほどです。

7世紀に創建された無垢材の家・法隆寺が健在であることが、その耐久性・耐震性の高さの何よりの証明でしょう。

無垢の家のデメリット

無垢材の家のデメリットを見てみましょう。

無垢材の代表的なデメリットは以上の4点。傷やシミは、注意することで最小限に抑えることができるでしょう。建材の変形は、気になるほどでもありません。また変形自体が経年変化として魅力に感じられることもあります。

よって、他の建材に比べたときの具体的なデメリットは1点。費用の問題でしょう。

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メンテナンス

無垢材は生きている建材と考えてください。生き物である以上、日常のメンテナンスは欠かせません。また、生き物である以上、手をかければかけるほど魅力的な建材へと成長していきます。

無垢材を魅力ある姿へと成長させるために、日常では特に次の点に注意してメンテナンスを行いましょう。

掃除はカラ拭きが基本

無垢材の掃除は、カラ拭きが基本です。水拭きは1ヶ月に1度くらいのペースで行ってください。くれぐれも、水拭きをし過ぎないように注意しましょう。

汚れが付いたらすぐに落とす

コーヒーやワインなどをこぼした場合、色素が浸透してしまう前に、素早く汚れを落としましょう。油分を含んだ食品(マヨネーズなど)をこぼした時も同様です。

メンテナンスが難しい場合には業者に依頼

メンテナンスが難しいと感じた場合には、専門業者にメンテナンスを依頼するのも一つの方法です。自己判断で無理なメンテナンスをして、大切な無垢材を傷めたりしないよう注意してください。

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価格帯

「無垢材のデメリットは費用の問題」と上述しましたが、やはり希少建材である以上、他の人工的な素材に比べれば、価格がやや高めになることは否めません。延床面積100㎡以上であれば、本体価格が2000万円~になると考えておいたほうが良いでしょう。

ただし無垢材には、上で説明したような大きなメリットがあります。和風だけではなく、スタイリッシュやモダン、レトロなど、さまざまなスタイルにもマッチする魅力もあります。そして何より、初期費用は高くなるものの、法隆寺に代表されるような高い耐久性があります。

施主のみならず、施主のお子様、お孫さんまで住み続けられる家と考えれば、無垢材の家のコストパフォーマンスは非常に良いと考えるべきではないでしょうか?

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サイト運営

家づくり55年

石田工務店

石田工務店キャプチャ

私たち石田工務店は、檜を中心とする国産無垢材を取り入れた家づくりを得意としています。ここ数年、自然素材の家の人気が高まっていることを受け、住宅を検討している方が正しい情報をもとに判断できるように、サイトを通して情報提供をしています。家づくりに関するご相談は、お気軽にお問合せください。

家に使われる無垢材の種類

家に使われる無垢材の種類には、大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類があります。それぞれに属する具体的な木材について、その特徴を見てみましょう。

【無垢材の種類1】針葉樹

ヒノキ

無垢材の中でも最高峰と言われている素材がヒノキ。成長までに時間と手間がかかることもあって、他の無垢材に比べるとやや値段が高くなります。

ヒノキの特徴は水への強さ。「檜風呂」に見られるように、浴槽に使用しても耐えうるほどの耐水性です。また、素材の中に含まれるヒノキチオールという成分に防虫効果があることも大きな特徴。柱や床など、さまざまな場所に使用されています。

スギ

無垢材の建材として最もなじみ深いのがスギ。成長も早いことから、一部の高級ブランドを除き、比較的安価で手に入れることができます。

特徴は、針葉樹ならではの優しさや軽やかさ。肌ざわりも、とても良好です。他の無垢材よりも経年変化を楽しめる、という声もあります。

ヒノキと同様、柱や床など幅広い用途に使われる素材です。

マツ(パイン)

マツの最大の特徴は、スギをも超えるその柔らかさ。柔らかいがゆえに、すぐに傷が付いてしまうという欠点もありますが、床に座って生活することの多い方にとっては、非常に心地の良い素材となるでしょう。

【無垢材の種類2】広葉樹

ナラ(オーク)

和風建築でも洋風建築でも人気の無垢材、ナラ(オーク)。濃い木目が魅力の素材なので、オルガン

などの楽器にも使用されることがあります。

ナラ(オーク)の最大の特徴は、その固さ。傷が付きにくく丈夫であるという特徴から、ベッドなどの家具に多く用いられています。

カエデ(メープル)

明るくてツヤのある外観が特徴のカエデ(メープル)。清潔感と明るさを演出することから、主にフローリング材として人気の素材です。

他の広葉樹に比べてやや硬度が高いことから、衝撃や傷にも強め。針葉樹に比べると、表面が少しひんやりとしています。

クルミ(ウォールナット)

クルミ(ウォールナット)の最大の特徴は、その深みのある重厚な色。ナチュラルさを残しながらも重厚感ある雰囲気を演出するため、高級家具などに使用される例が見られます。

硬度も高いことから、衝撃に強い素材とも言われています。

カバ(バーチ)

カバ(バーチ)とは、北海道などによく見られる白樺の仲間。適度な硬さがあり耐水性が高く、かつ色ムラが少ないことから、主に床材として人気の建材です。

カバ(バーチ)と特徴の似た無垢材に、サクラがあります。

国産と外国産の無垢材の違い

国内に流通している無垢材のうち、約3割が国産もので、約7割が輸入ものと言われています。以下、国産材と輸入材の違いを端的に見てみましょう。

国産無垢材の特徴

国産の無垢材は、日本の特徴的な風土の中で育った木材。高温多湿などを前提に成長してきた木材なので、建材に使用してもその特徴が活かされ、高い調湿効果を発揮します。

また、アレルギーなどに影響のある薬剤処理を行っていない点も、国産無垢材の特徴でしょう。

一方で、輸入無垢材に比べて流通量が少ないことから、価格は高めとなります。

輸入無垢材の特徴

輸入ものとは言え、無垢材の特徴を概ね維持しています。ただし、日本とは異なる環境で育った木材であるため、高温多湿には弱い傾向があることも事実。腐敗リスクやシロアリリスクが指摘されることがあります。

またアレルギー反応を引き起こす恐れのある消毒処理を行っていることもあるため、小さなお子様や高齢者のいる世帯には、強くお勧めできません。

流通量が多いためリーズナブルな価格で入手できる点は、大きなメリットでしょう。

無垢の家の匂い

無垢の家に一歩足を踏み入れたとき最初に人を魅了するのが、見た目よりもまず、匂いでしょう。無垢材から放たれる独特の匂いに、日本人だけではなく、世界中の方々も心を癒されるようです。

無垢材の匂いの正体は、天然芳香成分のフィトンチッド。樹木が微生物から自身を守るため、常に放っている匂いです。

その芳香作用によるリラックス効果は古くから知られ、日本では、フィトンチッドが多く含まれるヒノキを浴槽に使う習慣が残っています。

無垢の家の手触り

無垢の家の魅力の一つとして、手触りの良さが挙げられます。特に、スギやマツの手触りはとても滑らかで上品。素材の柔らかさも手伝って、住まう人の毎日をやさしく包み込むことでしょう。

手触りの良さや柔らかさを理由に、無垢材は、赤ちゃんなど小さなお子様がいる世帯の安心素材として選ばれることもあるようです。

無垢の家の耐久性

やや極端な例で言えば、7世紀に創建された法隆寺。もちろんメンテナンスがしっかり行われてのことですが、約1,400年前に建てられた無垢材の家が、風雨に晒されながらも健在です。法隆寺とは言わずとも、築100年以上の無垢の古民家などは、今でも全国の随所に見られます。

一般的な人工素材の家の寿命は30年程度と言われていますが、無垢の家の寿命は分かっていません。なお、国産ヒノキは伐採後200年にわたり強度が増し、その後1,000年をかけて徐々に元の強度に戻る、と言われています。

無垢の家と他の家とを比べてみる

無垢の家は、大きなくくりで言えば、天然素材の家。天然素材の家には、無垢の家のほかにも、漆喰の家や珪藻土の家があります。それぞれの特徴・魅力・違いなどについて見てみましょう。

無垢の家と漆喰の家

漆喰(しっくい)とは、サンゴ礁由来の石灰系の壁材のこと。日本のお城に使われている白い壁、と言えばイメージができるでしょうか?

無垢の家と比べたときの最大の違いは、色です。無垢の家がブラウン系であることに対し、漆喰の家は白。人工的な「真っ白」ではなく、奥行きのある深い白色です。

また、無垢の家は経年変化が特徴であることに対し、漆喰の家は経年変化がほとんどありません。常に新しい家の外観を楽しみたい方は、漆喰の家の安定的な外観に魅力を感じることでしょう。

無垢の家と珪藻土の家

珪藻土(けいそうど)とは、珪藻という植物性プランクトン由来の壁材のこと。壁の表面に1~2mmほど塗られ、部屋全体に独特の風合いと格調を表現します。

無垢の家と比べたときの大きな違いは色です。珪藻土はカラーリングが可能な素材なので、ベージュやグリーン、ピンクなど様々な色に変化します。こだわりのインテリアや家具がある方の中には、カラーバリエーションの豊富な珪藻土を検討してみても良いでしょう。

無垢の家の歴史とは?

無垢の家とは、言い換えれば天然木を主要な建材とした家のこと。比較的簡単に建材を入手できることから、無垢の家は、日本だけではなく、古くから世界中で作られてきました。

無垢の家の起源は、明確には分かっていません。日本の場合であれば、高床式住居(縄文時代の集落の首長の家)の登場が、無垢の家の始まりとも言われています。のち、高床式住居を応用させる形で、徐々に木造建築技術が発展してきたようです。

一方で無垢材は、古くから現代にいたるまで、寺社仏閣の主要な建材としても利用されています。日本書紀によると、5世紀後半に建てられた伊勢神宮内の「伊勢皇大神宮」が日本の寺社建築の始まりとされています。また科学的調査では、7世紀末に再建された法隆寺金堂が世界最古の無垢の建築物とも言われています。

古代から現代まで愛され続けてきた無垢の家。無垢の家は、未来永劫にわたり人々から愛され続けることでしょう。

乾燥と木遣いが無垢材を使うポイント

無垢材

無垢材の良し悪しは乾燥で決まる

無垢材は快適な住まいに欠かせない建築材です。しかし良質な木でできた無垢材でも、十分に乾燥していないと反り返りやねじれ、割れが起こり、住んだ後のトラブルにつながります。そのため、乾燥させるときは素材の含水率をもとに水分を抜き、上質な無垢材を作り上げるのが◎。

十分に乾燥させた無垢材は、収縮や変形が起こりにくいのが特徴。時間の経過とともに固まって強度が高まり、腐朽菌やシロアリの発生を防ぎやすくなります。

日本の住まいづくりを支える天然無垢材

森林で育った原木(丸太)から、使用する大きさに合わせて挽き割ったものが天然無垢材です。木の種類や育った場所、環境により性質が異なるため、建築では性質を見極めて、場所によって適した材料を使うことが求められます。

無垢材の中でも耐久性に優れた素材が檜です。独特の香り、美しい木肌から浴室に使われることが多い檜ですが、シロアリやダニが嫌うヒノキチオールを含んでいるので虫よけにも効果的。そのため、住まいの骨組みである土台や柱にも使用します。まっすぐで耐久性がある、シロアリに強い杉も柱向きの木です。

職人によって見極められる「木遣い」

場所に適した木材を使う住まいづくりの基本を木遣いと言い、昔ながらの大工の技として伝わっています。木の乾燥と収縮の関係を知っていた昔の大工は、住まいづくりに自然乾燥させた無垢材を用い、棟上げの後も数ヶ月間空気にさらして十分に乾燥させていました。

木材の効果や効能を十分に発揮できるよう、職人がきちんと素材を見極めたうえで建築します。木遣いをわかっている大工さんがいてこそ、長年住める無垢の家が建てられるのです。

なぜ人は「無垢の住まい」を求めるのか?

森林浴と同じリラックス効果

無垢材の多くは、目や体に直接触れるフローリングや天井、柱などに使われています。その効果は、手や足で感じる木材の温かさだけではありません。木材には、気分を落ち着かせる「フィトンチッド」という成分があると考えられています。そのため、森林浴と同じリラックス効果が見込めるのです。

加えて木の精油はダニ、カビ、細菌などを増えにくくすることから、アレルギー症状の軽減も期待できます。ヒバや檜の精油成分であるヒノキチオールは、カビ、ブドウ球菌、大腸菌といった細菌類の増殖を抑制する抗菌作用も。さらに、木材が紫外線を吸収するため、過度な紫外線から守ってくれます。

温度差が小さく、身体への負担を軽減

夏は涼しく、冬は暖かい住まいは、快適に過ごすために欠かせない要素です。内装にも木材をふんだんに使うことで、室内の湿度変化が小さくなります。冬場は急な温度変化で血圧や脈拍の変動(ヒートショック)を起こしやすく、最悪の場合、脳卒中や狭心症などを発症する可能性も。木材で温度変化を少なくするのはもちろん、区切りのない広々とした部屋や吹き抜けを作って部屋間の温度差をなくすことで、体に負担をかけにくくします。

高い気密性や耐震性を発揮

伐採の後で十分に乾燥させた無垢材は、建てた後も乾燥しながら固まって強度を増します。中には伐採後のほうが新材より耐久性が高くなる木材も。乾燥することで、気密性や耐震性も高くなります。そのため、乾燥や木遣いを熟知した職人が建てた建築物は、鉄筋やコンクリートを使った建築物よりも耐震性を上げられるのです。

無垢の家と結露の関係

木材の調湿作用が結露を防ぐ

暖かい湿った空気が急に冷えると、空気中の水蒸気が水滴になる結露が起こります。日本は高温多湿の気候から結露ができやすく、窓や壁が水滴でくもってジメジメするケースも多いようです。結露がある場所にはダニやカビが集まりやすく、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす原因になります。

木材には調湿作用があり、湿気を吸って結露を防いでくれるのが特徴。特に無垢材で作られた日本の家屋は、調湿作用が高く結露しにくいつくりです。約1300年前から奈良に現存する無垢材の校倉造り(太い木材を横に重ねていく建築様式)でできた正倉院をみても、木材のもつ優れた調湿作用がわかります。

鉄筋コンクリートと天然無垢材の違い

カビやダニを発生させる結露について、鉄筋コンクリート住宅と天然無垢材の建物を比較してみました。

結露の差

耐震性

木材は「天然のエアコン」

調湿作用に優れた木材。木材は湿気が多くなると水分を吸収しますが、周囲が乾燥すると内部の水分を水蒸気として空気中に放出する調湿作用をもちます。そのため、結露も防止でき、快適に過ごせるでしょう。コンクリートの約12倍の断熱性があり、周りの気温に影響されにくい木材。夏場はベタつきがなく爽やかで、冬場はほんのりと温かみが感じられます。木材を使った住まいでは除湿をエアコンに頼ることが少なく、省エネにも役立ちます。

無垢材の価値は住み続けることで生まれる

多くの住まいでは経年劣化が原因で大規模なメンテナンスが必要となることも少なくありません。しかし、無垢材ならばキズやシミなども時間が経つほどに却って味わい深いものとなります。日常の掃除をきちんとしていれば、大掛かりなメンテナンスもいりません。

屋根や外壁、キッチン、トイレなどの設備の寿命など構造的な部分のメンテナンスは、どの建築物でも必要です。だからこそ、内装のメンテナンスの手間がかからず長期的に住めるという意味で無垢の家が選ばれやすいのかもしれません。

無垢の家を建てた方々の感想、声

無垢の家を建てた方々からの感想、声をWeb上から集めてみました。

実際に無垢の家に住んでいる方々の声に多く目を通してみると、その声の大半は「満足している」というもの。ただし一方で、実際に住んでみて分かったデメリットを実感している方もいるようです。

無垢の家に住んでいる方々からの生の声をみてみましょう。

よかったこと

無垢材の落ち着きある風合いや、住み心地の良さを評価する声が多く見られました。

無垢の家は、天然木のやさしさに包まれる空間なので、毎日を豊かな気持ちで過ごせそうです。「子供が壁に付けた傷も、家族にとっての大切な思い出」と語る声もありましたが、気持ちに余裕が生まれたからこその声なのでしょう。

後悔していること

後悔したという声の中で最も多かったのが「傷が付きやすい」というもの。事前に工務店から説明を受けているとは言え、実際に住んでみると、思った以上に傷が付きやすいことに当惑している方もいるようです。

やがて傷はならされて経変変化の魅力の一部へと昇華していくものですが、神経質な方にとっては、ずっと気になり続けるかも知れません。

なぜ無垢にこだわったの?最終的に決めた理由は?

色々な建材がある中で、施主たちは、何を最終的な決め手として無垢材を選んだのでしょうか?施主たちの声をたくさん集めてみました。

こちらでご紹介した声のほかにも、「同居する高齢の両親が喜んでくれそうだったから」「初めから他の素材は考えていなかったから」など、様々な声が見られました。

最も多かった声は、無垢材から感じられる「温もり」。見た目や香りを含め建材材全体から感じられる「温もり」こそ、多くの施主が無垢の家を選んだ最大の理由のようでした。

すべての方にとって無垢の家がベスト、というわけではありません。他の工業建材も含め、幅広い選択肢の中から最終的な建材を選ぶべきです。

ただし、以下のタイプの方は、他の建材にも増して積極的に無垢の家を検討したほうが良いでしょう。

天然木の温もりに魅力を感じる方

上述の通り、無垢の家の最大の魅力は、天然木が表現する「温もり」です。この「温もり」に魅力を感じる方にとっては、無垢の家はとても満足度の高いマイホームになることでしょう。住み続けるほどに味わいの出る経年変化も、無垢の家の大きな魅力です。

逆に、シンプルモダンなどの現代的かつ幾何学的な家に魅力を感じる方には、無垢の家は合っていないと言えるでしょう。

耐久性を重視する方

昨今、どんな建材を使った注文住宅でも「耐久性の高さ」を売りの一つにしています。しかしながら、いかに「耐久性の高さ」を特徴にしている住宅であっても、その平均寿命は30~50年ほど。100年以上の耐久性を持つことを堂々と謳う家は、ほとんど見当たりません。

一方で無垢の家は、古民家などを見ても分かる通り、100年以上持つことが普通とされています。子供はもとより孫の代まで家を大切にしたい方は、無垢の家を積極的に検討してみると良いでしょう。

無垢の家を建てる際に気を付けたい事・注意点

魅力の多い無垢の家ですが、無垢の家だからこそ気を付けておきたい注意点があります。魅力だけに目を向けずに、注意点も十分に考慮した上で無垢の家を検討していきましょう。

傷が付きやすいことを承知しておく

再三説明している通り、無垢材には、他の工業用建材に比べて傷が付きやすいという特徴があります。傷を経年変化の一部として楽しめる方ならば良いのですが、逆に、なるべく傷のないフレッシュな状態を維持したい方は、いったん立ち止まって考えたほうが良いでしょう。

できれば国内産の無垢材を選ぶ

国内ものの無垢材とは異なり、輸入ものの無垢材には殺虫処理が行われています。小さなお子様や高齢者のいる世帯は、安全性を考慮し、なるべく国内産の無垢材を選んだほうが良いでしょう。

耐久性の面で考えても、海外の環境で育った無垢材よりも、国内の環境で育った無垢材のほうが良いとされています。

まとめ

以上、無垢の家の魅力やメリット・デメリット、口コミ、注意点などについて詳しく解説してきました。「無垢の家を建てたくなってきた」という方もいれば、「無垢の家はやめておこうかな」と感じた方もいることでしょう。

そもそも家とは、人生にとってどのような位置づけなのでしょう?恐らく大半の方にとって、家とは「落ち着ける場所」「一番自分らしく過ごせる場所」のはずです。

昨今流行りのスタイリッシュな家も魅力的ですが、家本来の目的を考え、長い目で家づくりを考えていきたいものです。

今まで無垢の家を考えたことがなかった方は、ぜひ一度、最寄りのモデルハウスに赴いてみてください。実際にご自身の体で無垢の家を体感してみれば、きっと家づくりの新たな選択肢が増えることでしょう。

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