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漆喰を使う場所

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自然素材の家で漆喰が適した場所は?

漆喰は水酸化カルシウム(消石灰)へ糊などを加えて塗り込む左官仕上げ用の材料であり、壁などへ塗り込まれた消石灰はやがて空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして炭酸カルシウム(生石灰)へ変化、白くて硬い状態となります。

見た目が美しく丈夫な漆喰は粉塵や汚れを吸着しにくく、また強アルカリ性によって細菌や害虫の繁殖も防ぐなど、内壁や外壁、天井などにおいて優れたメリットを発揮します。

住宅で漆喰が使われる場所

内壁

漆喰は見た目の美しさによって、古くから様々な建築物の内壁の左官仕上げに使用されてきた歴史がある点は重要です。また汚れにくく、細菌の増殖を防ぎやすいため室内空間を清潔に保って住民の安全や健康に寄与することも見逃せません。

加えて左官職人によって壁に塗られる漆喰は、塗り方を工夫することでスムーズな内壁からデザイン性のある内壁まで様々に演出することが可能であり、シンプルな白さでありながら多種多様な見せ方を表現できることも特徴です。

天井

漆喰は壁だけでなく天井にも使われることが多く、断熱性・保湿性に優れている漆喰は室内の暖かさを保って家の中の温度を均一に保ちやすくなることもポイントです。また漆喰は丈夫なため再加工や修繕の頻度も少なくて済むとされており、数十年にわたって美しい見た目を保てるという点も天井へ使用するメリットになります。

外壁

汚れにくくホコリや粉塵を吸着しにくい漆喰は、風雨にさらされる外壁の仕上げ材としても人気です。実際、日本各地にあるお城の外壁には漆喰が使用されているものも多く、時代を超えて美しく白い壁を実現していることを考えれば魅力も分かりやすいでしょう。

加えて漆喰は細菌や害虫の繁殖・増殖も防ぎやすく、カビやダニといったものの発生を抑制して外観だけでなく品質的にも健全性を向上させられることが特徴です。

その他、長期間にわたって塗り替え不要という点もメリットです。

屋根

外壁に使用される理由と同様に、漆喰を屋根に使用することもあります。

断熱性や保湿性、耐久性に優れている漆喰は屋根材としても魅力的であり、また白い漆喰そのものの見た目を建築デザインの一部として利用することも可能です。

屋根全体を漆喰塗りにするのでなく、瓦屋根などと組み合わせて一部を漆喰で加工するといった手法など、色々なパターンや設計を検討することもできるため、オーナーのこだわりや設計士のデザイン性を発揮しやすいといえるでしょう。