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メリット・デメリット

漆喰の家のメリットとは?

古くから世界遺産や国宝などのさまざまな建築物に使われてきた漆喰。消石灰(石灰石を1000度以上で熱したもの)に水や糊を加えて作られており、強度が高いため、外壁をはじめとして壁や天井など、さまざまな場所で使用されています。そんな漆喰のメリット・デメリットをみていきましょう。

漆喰のメリット

ホルムアルデヒドの分解

漆喰は時間とともに固まっていくのですが、その際にホルムアルデヒドを吸着・分解してくれる働きをもちます。

脱臭効果

強アルカリ性の性質を持つ漆喰は、臭いの原因となるカビや細菌を分解してくれるため、脱臭効果が期待できます。

優れた耐久性

漆喰は時間をかけてゆっくりと固まっていくのが大きな特徴です。だいたい1日経てば固くなるのですが、全体の3割程度しか石灰石になっていないそうです。すべてが石灰石に変化するには100年ほどかかると言われています。

調湿効果

漆喰は昔から「呼吸する壁」と言われます。湿気を吸ったり吐いたりするのです。ただ、今の家は昔のように土の壁ではないので、昔ほどの調湿効果は期待できないという意見を持つ業者もいます。とは言え、ビニールクロスと比較すれば、その調湿効果は10倍以上です。

火に強い

漆喰は、建築基準法で燃えにくい建材として認められています。そのため、万が一火事が起こったとしても、ビニールクロスなどの建材と比較すると火が燃え広がるリスクを抑えることができます。

防音性

漆喰は音が通りにくい性質があるので、高い防音性が期待できます。

空調が効きやすい

ビニールクロスを使用した家は、夏はムシムシし、冬は寒くなりがちです。それは、壁が夏は外からの熱を取り入れ、冬は室内の温度を奪うからです。漆喰は熱の影響を受けづらく、温度を一定に保ちやすい性能を持ちます。そのため、エアコンの効きも良くなります。

どんなデザインにも合う

洋風や和風、モダン、古民家など、どんな部屋にも調和させることができます。タイルにも合わせやすいので、スタイルを気にせずに施工をお願いすることができます。

漆喰のデメリット

施工に時間がかかる

ビニールクロスと比較して、施工に時間がかかる傾向があります。これは、湿式工法により、下塗りしたあとに乾かす必要があるからだそうで、どうしても工期が長くなりがちです。

施工が難しい

漆喰はアートとも言える建材です。同じようにプロが施工を行っても、人によって模様が変わります。その職人さんの腕にかかっているわけです。

費用が高い

施工時間もかかり、施工も難しいのであれば、値段が高くなるのは必然です。ビニールクロスと比較すると5倍程度は高くなると考えておく必要があります。

塗ったあとの臭い

VOC(揮発性有機化合物)ではありませんが、塗った直後はしばらく独特の臭いがします。これは漆喰のつなぎとして使われている材料の臭いとなります。しばらくすれば自然になくなります。

ひび割れ

漆喰はひび割れのリスクがあります。ただし、施工業者に相談してサポートを受け、安心して施工を行う人もたくさんいるので、心配な方はまず相談してみると良いかと思います。

爽やかな空気の中で過ごしたい人におすすめ

漆喰は調湿作用と殺菌作用により、アレルギー物質の発生を防止する働きがあります。さらに、ホルムアルデヒドを吸着・分解してくれることにより、シックハウス症候群の心配もなくなりますので、健康面でとても良い影響があると言えます。

特に、小さな子どもやペットたちはシックハウスやアレルギーの影響を受けやすいため、リスクを減らすためにも漆喰はおすすめです。ビニールクロスと比べると高いため、悩む方も多いかもしれませんが、100年かけてじっくり固まっていく漆喰は、ビニールクロスのように定期的に張り替える必要もないため、長い目で見ると高いとは言えないのです。

漆喰の家で過ごした人は、清々しくカラッとした空気の中にいるおかげか、リラックスできて落ち着くという人が多いそうです。デザイン性も良いため、候補の上位に上がる建材かと思います。

漆喰の家の特徴を
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