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杉の家

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杉の家の施工事例7
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杉っていったいどんな素材?

日本の数ある樹木の中でも、美しさ・軽さ・加工しやすさの3点を満たしているのが杉材です。柔らかさや湿気への強さなどの特徴があり、古くから建材として利用されてきました。

空気を多く含み保温や断熱に優れている杉は、床や壁などに使うことで暖かさを維持するのに役立ちます。湿気を吸収するため肌触りが良く、夏でもサラッとした心地よい感触は家を建てる人から好評。耐水性がありカビや腐朽にも強く、長持ちするのも魅力といえるでしょう。

また、柔らかさも振動や衝撃の吸収に一役買っています。傷やへこみはできやすいものの、加工しやすいため、表面を薄く削って手軽にリカバリーできるのが魅力です。

メリット・デメリット

杉は調湿作用や高い断熱性など、住むうえでのメリットを多く兼ね備えた建材として重宝されています。ただし、傷のつきやすさやシミ、隙間のできやすさなどデメリットもあるので、きちんと特徴を把握しておかないと、建てた後で思わぬトラブルに見舞われる可能性も。快適に過ごせる家に欠かせない素材だからこそ、良いところを最大限活用したいものです。メリット・デメリットの両方を知って、住みやすく長持ちする家を建てましょう。

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メンテナンス

杉はやわらかくメンテナンスの必要があまりない素材ですが、キレイに保ちたい方はセルフメンテナンスも覚えておくと良いでしょう。難しい作業がないため、カンタンに手入れができます。ただし、セルフメンテナンスはあくまで応急処置なので、完璧に仕上げたい方は業者に頼むほうが良いかもしれません。メンテナンスフリーの焼き板杉についても紹介しているので、杉の家を検討中の方は参考にしてみてください。

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価格帯

杉材は高級ブランドが多いためか、杉の家は高いものだというイメージが一般的です。しかし、杉も種類や材質をきちんと選べば、無垢杉の家を安く建てることが可能。ここでは杉の家を建てた事例と、かかった費用を紹介しています。杉の家だからといって、一概に高くなるわけではありません。他の自然素材との組み合わせや種類の違いで十分コストは抑えられるので、木材の特徴をしっかり見極めて施工をお願いしましょう。

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サイト運営

家づくり55年

石田工務店

石田工務店キャプチャ

私たち石田工務店は、檜を中心とする国産無垢材を取り入れた家づくりを得意としています。ここ数年、自然素材の家の人気が高まっていることを受け、住宅を検討している方が正しい情報をもとに判断できるように、サイトを通して情報提供をしています。家づくりに関するご相談は、お気軽にお問合せください。

日本人になじみの深い杉の木の特徴

杉材

日本で古くから重宝されている杉について

日本は世界で2番目に森林率が高い国。数ある樹木の中でも「見た目の美しさ・軽さ・加工のしやすさ」などの点から建材として重宝されているのが杉の木です。杉の木ならではの特徴を解説していきます。

軟らかさ

木は、柔らかさをもつ針葉樹(通称・軟木)と堅さをもつ広葉樹(通称・堅木)の2種類に大きく分けられます。杉の木は軟らかさをもつ針葉樹。床材に使用すると足の裏に優しく馴染み、振動や衝撃を緩和してくれます。ちなみに、杉の木の比重は広葉樹の半分ほど。体積が少ないぶん軽くて加工しやすく、幅広い用途に使用できるのも魅力です。

温かさ

杉の木は比重が少ないぶん空気を多く含んでおり、保温性や断熱性に優れています。広葉樹の木材を使ったフローリングは冬場になると堅く冷たいですが、杉の木を使ったフローリングは人肌の温もりを維持してくれるでしょう。日光を取り入れたり、熱源をうまく利用したりすれば、杉のフローリングは室内をずっと温かく保ってくれます。また、窓のサッシをアルミから杉に変えると熱伝導率が高まり、結露が現れにくくなるのも特徴です。

湿気に対する強さ

空気を覆う含む杉は、室内にこもった湿気を吸収してくれます。また、杉は樹脂が多いため耐水性に優れており、カビや腐朽にも強いです。杉の家なら湿気の多い梅雨時期でも快適に過ごせるでしょう。

天然の杉材は、施工から1年ほどで木材の含水率が15%前後になります。このように含水率が安定すると、室内の湿度が高いときは湿度を吸収し、乾いているときは放湿するようになります。そのため、杉材をたっぷり使った家は、1年を通して快適な室内環境を保てるのです。

木目の美しさ

杉は基本的に積雪の影響を受けにくい場所に生え、天高く真っすぐに成長する樹木です。そのため、木目は直線的で、節が少ない特徴があります。建材として並べたとき、均一でとても美しいのが特徴です。直線的な間取りの和室と相性が良い傾向があります。また、年月を重ねると飴色に変化して、その家ならではの風合いが出てくるのも杉ならではの魅力です。

強度について

木材は鉄よりも高い強度を持つことが分かっています。杉材の場合、圧縮では5倍・引っ張りでは4倍もの強度があります。また杉は自重が軽いので、地震の際も伝わる振動エネルギーが少なく、壊れにくいのです。法隆寺のように伝統的な方法で木材をつなげていれば、家は何十年先も長持ちするでしょう。

杉には柔らかく壊れにくい性質がありますが、自然乾燥させるとたまに表面割れが生じます。吸湿性のある杉は乾燥しにくいため、特にひび割れができやすい木材です。

木材が割れてしまうと「家が壊れるのではないか…」と不安になるかもしれませんが、通常はひび割れが原因で建物が傾くようなことはありません。宮崎県工業試験場が行なった実験によると、むしろ、ひび割れを生じやすい木材の曲げに対する強さは、そうでないものよりも高いという結果が出ているほど。

なぜなら、木材は乾燥するにつれて強度が高くなるからです。しっかり乾燥させると、生木の時と比べて15~20%ほど強度が上がるといわれています。

杉花粉症でも杉の家に住んで大丈夫?

杉花粉のアレルギーを持っていると、気になるのは「杉の家に住んでも大丈夫?」という点ではないでしょうか。

花粉に反応するアレルギーの場合、杉材の家に住むのは問題ないでしょう。杉材には花粉をため込んでおく機能がないからです。ただし、無垢の杉がまったくアレルギーを起こさないというわけではないので、気になる方は病院でアレルゲン反応を確認してみるのも良いでしょう。もしも花粉だけに反応するのであれば、杉の家で花粉症がひどくなることはありません。

実際にどんなところに杉材は使われているのか

杉の魅力を活かせるのは肌が直接触れるところ

杉の木は、軟らかさと保温性の高さが魅力です。その特性から、フローリングやテーブル、戸や軒、インテリアなど、直接肌が触れる場所に多く用いられます。また、杉は軽くて加工しやすいため、オリジナル家具の素材としても役立つ優れものです。

木目を活かす浮づくりの杉は床や天井板に

表面を柔らかいブラシで優しく磨くと美しい木目が浮かび上がる杉。この加工を「浮づくり」と言い、手触りの良さや木目の表情が見る者を楽しませます。また、浮き上がって木目の陰影が際立つため、傷が目立ちにくいという利点も。浮づくりの杉が使われるのは傷がつきやすい床材、もしくはふと見上げたときに木目の表情を楽しめる天井板です。

焼いた杉は外観を惹き立てるために使用

外観に用いられるのは焼杉です。表面を炭化させた杉は耐久性が高く、腐敗やシロアリなどの被害も防げます。また、デザインのアクセントとして外観に杉の木を取り入れる人も多いようです。スタイリッシュで洗練された家の戸や窓枠、軒などに杉をプラスすることで、和モダンな家に仕上がります。

杉の木の万能さを活かした住宅デザイン

杉はさまざまな素材と相性が良い木材です。畳と組み合わせれば古き良き和の風格が増し、真白な壁と組み合わせればお洒落なアメリカンカジュアル住宅のできあがり。ステンレスやコンクリートと組み合わせれば、無骨さとビンテージ感が漂う空間になり、革張りのソファやデザイン家具を合わせれば重厚感漂うモダンな家が実現します。

代表的な地域材を紹介

産地の気候によって変わる杉の特性

ひとくちに杉といっても、色味や風合い、木目やツヤ、強度などは育成地域によって異なります。杉が有名な産地をまとめているので、家の使用する木材選びの参考にしてみてください。

秋田杉(あきたすぎ)

秋田杉には2種類あります。天然秋田杉と呼ばれる樹木は、日本の天然三大美林のひとつ。秋田県米代川流域に自生しており、平均樹齢は200~250年です。もうひとつは、天然秋田杉の種子を人工栽培した秋田杉。現在は後者のほうが出回っています。シンメトリーな年輪と淡い紅色が美しく、主に内装材として使われています。

天竜杉(てんりゅうすぎ)

日本の人工三大美林のひとつ。静岡県浜松市天竜区の山林地域で生まれた杉です。この地域は雪害が少ないため、真っすぐで節の少ない杉が育ちます。赤身を帯びている木の中心部は強度が高く、柱やへりなど住宅の支えとなる部分に用いられることが多いです。また、全体的に油分が多いため、磨いたり削ったりするとツヤが出ます。

北山杉(きたやますぎ)

京都の北区にある北山林業地帯で育った杉です。北区は積雪が多く、本来なら杉を育てにくい地域ですが、ひとつの杉株から数十本以上の幹を育てる独特の育林方法(台杉仕立て)を用いて積雪に負けない逞しい北山杉を生んでいます。皮をむいた丸太を磨くと表面は滑らかになり、美しい光沢が生まれるのが特徴。かつて千利休が茶室や数寄屋に使用していた歴史があり、現在は床柱に用いられることが多いようです。

飫肥杉(おびすぎ)

宮崎県の日南市付近で栽培されている杉です。江戸時代、飫肥藩の植林活動によって広まったことから、飫肥杉と呼ばれています。油分が多く吸水性が低いため、昔は船の素材として重宝されていました。美しさは三大美林に敵わないものの、実用性では三大美林に引け劣りません。シロアリに強く、住居では床柱やへりなどに使用されています。

吉野杉(よしのすぎ)

日本の人工三大美林のひとつ。奈良県の中心にある日本最古の人工林地帯(吉野川上流)で育った杉です。節が少なく、淡い紅色をしています。年輪の幅が狭くて均一なため、杉の中では比較的強度が高いほうだと言えるでしょう。また、加工もしやすく、床柱や家具、インテリアなど幅広い用途で使用されています。ただし乾燥すると歪やゆがみ、ひびなどが生じやすいため、湿度が低い地域の家材には不向きです。

希少価値が高いのは吉野杉の赤柾(あかまさ)

赤柾とは樹齢約200年の吉野杉から切り出される貴重な部分。年輪が赤みを帯びているため赤柾と呼ばれています。赤柾として認められるのは、節がない真っすぐ通った木目の部分のみ。そのため、太い年輪でも赤柾が採れる量はほんのわずかです。また、年輪の赤みが濃いほど希少価値が上がります。

吉野杉の赤柾と相性が良いのはどんな家?

吉野杉の赤柾は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた高級木材を使用したい人におすすめです。吉野杉の赤柾は真っすぐに成長していて節や歪みがほとんどないため、寸法・設計通りに加工しやすい利点もあります。
ざっくりと言うならば、不均一な節や木目の表情を楽しめる無垢材は初心者向け。吉野杉の赤柾は、何百年もの間手塩をかけて育てられ、芸術品のように繊細かつ美しい木目と強度をもっているため、質の良い木を知るツウな大人向けです。