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メリット・デメリット

杉のメリット・デメリット

色味の濃い建材として、味わいのある内装にしたいときに重宝される杉。花粉症の原因としても有名ですが、木材として使う場合は過ごしやすくメリットも大きい素材になります。ここでは、杉のメリットとデメリットを紹介していきます。

杉の家のメリットとは?

調湿作用

杉は空気を含みやすく、その体積は全体の75%を占めます。そのため、他の木材と比べて調湿作用が強いのが特徴。湿気の多い時期は水分を取り込み、乾燥しやすい時期は水分を放出します。だからこそ、どんな季節でも快適に過ごせるというメリットが。ジメジメしがちな梅雨も、杉を使った家なら不快感を感じることなく心地よい手触りを楽しめます。

断熱性能が高い

杉は木材の中に空気を含むため、建材として使用したときに高い断熱性を実現できます。合板のフローリングだと冷えやすい床も、杉の無垢材を使えばやわらかな温もりのある場所に。温度差によって起こるヒートショックも、杉材なら起こりにくくなります。杉は温度変化が少なく、過ごしやすい空間づくりにもってこいなのです。

衝撃を吸収してくれる

他の木材よりやわらかく、万が一転んでも衝撃を吸収してくれるのが杉のメリット。硬い床だとケガをする可能性が高くなりますが、杉なら多少衝撃をやわらげてくれるため、大きなケガを防ぐことにつながります。

丈夫なので長く使える

フローリングに使われる素材は15年から20年が寿命だといわれていますが、無垢の杉を使った床は20年以上もちます。メンテナンスを継続すればそれだけ長く良い状態を維持できるので、長持ちする家に住みたい方におすすめです。

経年による変化を楽しめる

時間が経つごとに色に深みが出て味のある仕上がりになる杉。家を建ててすぐは赤みが強く白丸太とのコントラストがハッキリしていますが、次第にあめ色に変わり、落ち着いた雰囲気の住まいになります。

杉の家のデメリットとは?

傷が付きやすい

やわらかいという性質から、物を落とすとすぐに傷が付いてしまう杉。硬い木材ではなんともないような衝撃も、杉では傷やひびわれにつながります。そのため、数年もすると細かな傷が至るところにできる可能性も。子どもがいる場合はより傷が多くなるケースが多いため、少しの傷でも気になるという方は杉を使うのを避けたほうが無難です。

しみができやすい

水分を吸いやすいため、コーティングなしの無垢材だと飲み物や調味料などをこぼした際、高確率でシミになります。表面にコーティングがあれば避けられるため、ワックスや油性オイルを使ってコーティングしておくと良いでしょう。

隙間のリスクがある

水分を蓄える代わりに、極端な乾燥に弱いのが特徴。梅雨時に施工すると他の時期に縮んで隙間ができやすくなるため、適度に湿気を含ませたり乾燥しすぎないよう注意したりなどの工夫が必要です。

合板に比べて割高

杉は産地や年輪、節など色々な要素で価格が変わります。そのため、見た目を重視すると高くなる傾向に。施工費もかさむため、合板と比較するとコストが割高になります。

快適さを求めるなら杉の家を建てよう

杉は肌触りや温もりなど、快適に過ごすための要素を備えた木材です。特に肌触りの良さはいつでも素足で生活したくなるほど。床に杉材を使っている方の中にはよく眠れるようになった、アレルギーが落ち着いたなどの声も。香りも良く、ストレス緩和にもおすすめです。家に快適さを求める方、リラックスできる空間がほしい方は検討してみても良いでしょう。

ただし傷のつきやすさや色の変化を好まない場合はおすすめできません。メリット・デメリットを踏まえ、自分の生活に合った素材を選んでくださいね。