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メンテナンス

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カラマツの家のメンテナンス法

アカマツに次ぐ硬さとヒノキ並みの腐りにくさを併せ持つカラマツですが、ヤニ成分が多く、水や汚れにも強い性質を持っていますので特別なメンテナンスは必要ありません。ここでは、カラマツの日常的なメンテナンス方法から、特定の汚れのケア方法まで詳しくご紹介します。

セルフメンテナンスの方法

日常のメンテナンス

カラマツをはじめとする無垢材を正常な状態に保つためには、大きな汚れに発展しないように日常のメンテナンスをまめに行うことが非常に大切です。この後紹介するどの汚れも、時間が経てば経つほど落とすのが大変で、かつカラマツにダメージを与える方法しか対処がしにくくなってきます。このため、日常のメンテナンスが最も重要だと言えますので、まめに行いましょう。

日常のメンテナンスは他の無垢材同様、カラマツの場合も乾いた雑巾やモップなどで拭く「乾拭き」をするのが基本です。それでも目立つ汚れがあった場合は水拭きとなるのですが、カラマツは吸水性が良いため、雑巾を固く絞り、ふき取り後に早急に乾いた雑巾で水分を取ることが重要です。もし木材の継ぎ目などの間にゴミが挟まっている場合は爪楊枝などで掻き出してあげると取れやすくなります。

また、一般的なフローリングなどの場合、洗剤を利用することが多いかと思いますが、カラマツを始め無垢材の手入れの際には原則として洗剤の使用はNGです。酸性、アルカリ性のどちらも木材にダメージが出てきます。カラマツの日常のメンテナンスでは洗剤を利用せずにまめに行うようにしましょう。

手垢などの汚れ

どれだけ意識していてもどうしてもついてしまうのが皮脂による手垢です。歩いているだけでもついてしまうのでこれは避けようがありません。
拭くだけでどうしても落ちない場合は中性洗剤を薄めて使用することも有効ですが、手垢に関しては消しゴムをかけることで落とすことができるので、ぜひ試してみてください。

油汚れ

油というと揚げ物や炒め物に使用する油のイメージがありますが、実際に起こり得るのはお菓子などが床に落ちてその油が汚れとなる場合の方が多いです。この場合は、まずお湯を使ってみることをお勧めします。40℃から60℃ぐらいに温めたお湯を使用することで、油の固まった状態を融かすことができます。その後早急に乾いた雑巾でふき取ります。

それでも厳しい時は石鹸の泡を利用するという方法もあります。石鹸をお湯で溶かして泡立て、その泡のみを雑巾やスポンジですくいとり、汚れ部分に当てて拭くという手順です。石鹸は洗剤に比べて影響が少なく、その性質上油を木材から引きはがして浮かせることができるので有効な手段です。
ただし、水分を多く含ませてしまうというデメリットもあるので多用はできません。また、汚れが取れ次第早急に乾いた雑巾で水分をふき取りましょう。

油性ペンの汚れ

油性ペンの汚れはふき取ることが不可能です。そのため、油性ペンの汚れは薄く削り取ることが必要となってきます。 まず試してみてほしいのがメラミンスポンジです。キッチン掃除などで使用する、白くて硬いスポンジです。これはメラミン樹脂と言われる素材を使用して、非常に細かい網目で汚れを削るようになっています。柔らかく使いやすいのですが、削ることには変わりありませんので、あまり力を入れすぎずに少しずつ使用していきましょう。

それでも取れない場合はサンドペーパーを使用します。こちらもより目の細かいもの(番数で言うと400番以降のもの)を使用するようにしましょう。メラミンスポンジ同様、力を入れすぎないことが大事です。 削った後は一部色合いが違って見えますが、これは時間を置くと色合いが慣れてくるので、心配しなくても大丈夫です。

傷やへこみ

小さな傷やへこみに関しては、カラマツをはじめとする無垢材全般に言えますが、水分を吸収させることで元の大きさまで膨らませることが可能です。大きな傷であってもアイロンやスチームクリーナーを使用して布越しに当てればある程度まで戻すことが可能です。

とはいえ、カラマツは他の無垢材に比べて吸水性が高いことから、加減が難しいという点は注意が必要です。 傷やへこみに関しては基本的には業者にお願いする方が無難と言えます。業者の方が来た際にやり方を聞いてみるのも良いかもしれません。

自分でやるのが難しいなら業者に頼むのが一番

カラマツの家はセルフメンテナンスできれいに保てますが、「汚れが付いた時はどれくらいの強さでサンドペーパーをかければ良いのか」、「傷がついた時水分をどのくらいの時間吸収させたら良いのか」など不安な場合は、業者に頼みましょう。業者はプロなので、自分でやるよりも美しく直してくれます。きれいな状態に戻してくれるので、長期間快適にカラマツの家に住めるでしょう。

カラマツの家の特徴を
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