自然素材の家について、すべての情報を紹介sponsored by 石田工務店
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壁や天井に使用される壁紙は、家の内装のなかでも大きな面積を占めるインテリアです。日本国内で使用されている壁紙の多くに塩化ビニールが含まれており、焼却時のエネルギー消費量や廃棄時の分解されにくさから、環境へのリスクが懸念されています。
そこで、さまざまなメーカーが環境負荷の少ない壁紙を模索しており、再生可能な原料や自然素材などを使ったリサイクル壁紙を発表しています。これらの環境に配慮された素材は、塩化ビニールなどの化学素材に比べて焼却時の発熱量が少なく、有害物質を放出しないのが特徴。また、自然界に流出した際に早く分解されるため、廃棄時の環境への悪影響を抑え、ゴミそのものを減らせる効果が期待されています。
リサイクル壁紙のなかにはリサイクル素材を原料とした製品のほかに、自然素材を使用したものもあります。自然素材は使用後そのまま自然に返せるほか、化学物質を含まないので体や環境に優しいのがポイント。自然素材の家を建てるなら、壁紙も自然素材のものでこだわりたいという方におすすめです。
オガファーザーは、再生紙とおがくずを使用したドイツ生まれの壁紙です。自然素材でできた紙クロスとして、ドイツ国内で広く普及しています。自然素材によるやわらかな質感は、ナチュラルデザインやモダンデザインな住まいとの相性が良好。施工後に呼吸性のある塗料で仕上げるため、湿気による結露やカビが気になる高気密・高断熱性の住宅の壁紙にも適しています。
また、オガファーザーは上から何度も塗り重ねができ、導入後の張り替えが不要なのも特徴。世界30ヶ国以上の国から持続可能なエコロジー製品として、さまざまな認定を受けています。
再生紙とおがくずを有効活用!オガファーザーについて詳しく見る
メグリウォールは、車両のクッション材に使用される樹脂やお米を脱穀した際に出るもみ殻といった本来捨てられるはずの資源を粉砕し、表面材として再利用した壁紙です。リサイクル材を使用することで、一般的なビニール壁紙に比べてCO2排出量を最大36%削減することが可能。環境へのやさしさだけでなく、インテリアとしてのデザインとカラーリングにもこだわったラインナップを揃えています。
Food Paperは、廃棄される野菜や果物の皮などを再利用してつくられた日本生まれのリサイクル壁紙です。野菜や果物の持つやさしい色合いや素朴な質感をしているのが特徴。100年以上の歴史を持つ越前和紙の老舗工房「五十嵐和紙」が開発し、伝統的な和紙の製法を用いて一枚一枚作られています。
Food Paperは食品ロス削減への効果が期待されているほか、深刻になっている和紙の原材料不足を補う可能性を秘めています。洋紙や和紙とも異なる独特な風合いをしており、手すきによって生み出される素朴で温かみのある表情が魅力です。