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自然の風合いとたくさんの機能性を併せ持った外壁材です。快適な住みやすさに欠かせない断熱性に優れ、変質が起こりにくい耐久性も兼ね備えています。
外壁材は家の印象を左右する大事な資材のひとつ。いつまでも新築時の状態を保っていたいものですが、時間の塗り直しやリフォームが必要なほど劣化してしまうのが一般的です。
そとん壁は自然由来の素材でありながら、既存の工業製品に劣らない長所をたくさん持っている優れた建材と言えます。
シラスとは「シラス台地」のシラスを指します。25,000年前に鹿児島湾北部の姶良カルデラの大噴火によって発生した、火砕流が堆積した噴出物です。
地下のマントルに含有される希有元素類やミネラル質が豊富な無機質。素材の中に炭素が含まれない素材で、酸素と反応しやすい炭素が含まれないため変質しづらく、長い期間変化しにくい耐久性があります。
シラスは水で練り上げて施工するため、左官職人によって施工されます。自然原料の塗り壁は種類によっては高度な技術が要求される素材もあり、施工できる職人が限られることも。
土の種類によっては粘着力が弱いこともあり、強度によっては樹脂の接着剤を混ぜなければなりません。
その点、そとん壁は調整しやすく、きれいに仕上げられる高い施工性も特徴のひとつです。
コテの使い方によってつける模様を、一般的にテクスチャーと呼んでいます。
テクスチャーは外壁の印象を左右するため、注文する時には現地で立ち会って、職人さんに外壁の目立たない場所で試し塗りをお願いしてみましょう。
コテや櫛で様々な表情をつけられるので、直接現地で職人さんとやりとりできれば、満足のいく仕上がりを追求できます。
そとん壁の特徴として驚くべき性能がいくつもあります。
そとん壁の特徴のひとつに、劣化や退色をおこしにくいという点があります。
そとん壁は天然素材なので、外壁は呼吸できる状態、つまり空気を通す構造です。一方で、雨をはじめとする水分は通さない、外壁としては理想的な特性を持っています。これは木造建築物の状態を維持するのに理想的な特性。たとえば結露や浸水によって壁内に水分が入っても、時間をかけて自然乾燥させることができるのです。
そとん壁は断熱性にも優れています。シラスの構造が、微細な多孔質であることで、高い断熱性も発揮。
さらに水分を蓄えられるため、暑さが厳しい季節には外壁に打ち水をして、屋内を快適な温度に保つ機能があります。夏場は打ち水。冬場は空気をまとって断熱性能を発揮してくれるでしょう。
そとん壁を取り扱うメーカーの各社では、様々なカラーバリエーションが用意されています。
天然の土や砂をイメージさせるようなアースカラーが中心。屋根や外観デザインに合わせて好みのコーディネイトを楽しめます。オーガニックな住宅はもちろん、モダンなデザインまで幅広く対応できるでしょう。