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自然素材の家のDIY塗装

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ホームセンターには木材用の塗料がたくさん売られており、誰でも気軽にDIYを楽しめます。自然素材の家においては、木材外壁をはじめウッドデッキや木製フェンス・玄関ドア、窓枠なども自分で塗装できるでしょう。

また、木材だけでなく漆喰壁のDIY塗装を検討している人もいるかもしれません。こちらも材料は手軽に入手でき、DIYでの塗装が可能です。とはいえ、DIY塗装は意外と難しく、メリットとデメリットの両方が存在するので、しっかりと内容を確認しておく必要があります。

DIY塗装のメリット

自然素材の家をDIYで塗装するメリットには、業者に依頼するよりもコストを抑えられるという点が挙げられます。業者に塗装を依頼した場合、材料費や道具代だけでなく足場代や人件費などもかかるため、どうしても費用が高くなってしまいやすいです。その点、DIYなら材料費と道具代しかかからないので、費用を抑えられます。

DIY塗装のデメリット

DIY塗装のデメリットは、何といっても工期が長くなってしまう点です。プロによる作業とは異なり作業がもたつきやすいので、完成までには少なくとも3か月以上の期間が必要となるでしょう。また、不慣れな人はキレイに塗装できない可能性がありますし、まとまった時間が確保できない人には不向きです。

さらに、壁の状態によっては下地処理が必要な場合があり、これを怠るとせっかくの塗装がすぐに剥がれてしまいます。

初心者でもできるDIY塗装

ある程度の時間と手際の良さは必要なものの、自然素材の家のDIY塗装は初心者でも問題無くできます。では、具体的にどのような方法で作業を行うのでしょうか。ここでは、木材と漆喰の塗装方法を紹介していきます。

木材の塗装方法

木材を塗装する場合、まずは既存の外壁材の状態を確認します。浅いキズや軽い汚れがある場合は高圧洗浄機などで汚れを落とすだけで構いませんが、全体的に汚れやキズがある場合や深いひび割れなどがある場合は下地処理が必要です。

下地処理が完了したら、ローラーやハケを使ってペンキの下塗りと上塗りを行います。下塗りと上塗りにはそれぞれ専用の塗料があるので、どちらも揃えておきましょう。下塗りは1回、上塗りは2回以上行い、完全に乾いたら完成です。

漆喰の塗装方法

漆喰をリフォームするには下地の壁がそのまま使用できるのか、それとも下地を解体し張り替える必要があるのかによって費用や方法が異なります。

現場の下地がそのまま使えない、または間取りを変更する場合には下地を解体して処分してから、再度漆喰を塗る部分の下地を作るという工程が必要です。ここでは、下地が完成から漆喰を塗る作業に移る順序を紹介します。

漆喰壁はモルタルを下地として、その上に漆喰を塗りつけます。まずは防水シートに金網を貼り付けてからモルタルと塗ります。防水シートをしっかりと貼り付け建物内部に水が浸入しないようにしなければいけません。

その後、モルタルと漆喰を強く接着させるために専用の接着剤を塗布します。場合によっては使用しないケースもありますが、接着力を高めるために塗布することもあります。

モルタルが完成してから漆喰を塗りつけていきます。中塗りと仕上げの2回塗りです。場合によっては、下地専用の漆喰を選択することもあるでしょう。中塗りが十分に乾燥してから、仕上げ塗りを実施します。

DIY塗装の費用

DIYで塗装を行う場合、塗料だけでも8万円~20万程度の費用がかかります。もちろん、塗料によって値段が変わるので、きちんと比較して購入するのが重要です。また、初めてDIYにチャレンジする人は、ローラーやハケなどの道具も用意しなければなりません。DIY塗装に使用する道具の費用相場は、4万円~10万円程度です。

これらを加味すると、30坪程度の住まいを塗装する場合、12万円~30万円程度の費用がかかると考えられます。

木材に塗装を行うときの注意点

用途に適した塗料を選ぶ

住まいの塗装をする際に最も大切なのは、シーンに合わせた塗料を選択することです。屋根や外壁の塗装を行う場合は紫外線や水に強いタイプのものを、屋内の壁や家具の場合は木の風合いをキレイに見せるものが良いでしょう。

一方で、シーンに適さない塗料を選んでしまった場合は、すぐにシミや色褪せ、傷などができてしまいます。

下地処理を怠らない

既存の木材の状態にもよりますが、長期に渡ってメンテナンスを行っていない場合は塗装前に下地処理が必要です。下地処理は塗料の密着性を高める効果があり、仕上がりが非常に美しくなります。DIYを成功させるために欠かせない工程のため、しっかりと丁寧に行いましょう。

屋外での作業は晴れの日に

外壁や屋根など屋外で塗装を行う時は、必ず晴れの日を選びましょう。雨天時は仕上がりが美しくならないだけでなく、塗料の耐用年数が短くなってしまうなどのデメリットがあります。万が一作業の最中に雨が降った場合はすぐに中止し、晴れの日に最初から作業をやり直してください。

きれいに仕上げるなら業者に依頼するのがベター

自然素材の家はDIYで塗装することができます。とはいえ、美しい仕上がりを求める人や作業に時間をかけられない人は、プロに依頼するのがおすすめです。プロに塗装を任せれば短期間で工事が完了しますし、塗装か所に適した塗料を使って高品質な塗装を実施してもらえます。また、初心者では難しい下地処理もスムーズに行えるので、塗料の耐用年数が短くなるなどの心配もありません。