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欅のメリット・デメリット

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ダイナミックで重厚感ある内装にしたいときに重宝される欅。日本の伝統文化の象徴としても利用される機会が多い材木だとも言えます。ここでは、欅のメリットとデメリットを紹介していきます。

欅の家のメリットとは?

大黒柱や柱に最適

欅は、非常に硬く、強靭という特徴があります。造作材としても好まれ、木材の中でも高価な材木だと言われています。

その丈夫な木の特徴を活かし、家の建築では柱などのメインともいえる場所に設置されることが増えています。どっしりとした木の存在感には高級感を感じることができます。

リフレッシュ効果

消臭効果や抗菌性を持つ香りの成分が含まれているのが欅の魅力です。けやき並木なども有名で、多くの人が好む街路樹の空間に人々が癒されます。

夏場には緑のトンネルになり、木陰をつくり、木のもつ優しい香りで落ち着いた気持ちにさせてくれます。家づくりでも、欅が使用されるだけで、自然と共存しているような雰囲気を感じさせてくれます。

湿気を調整してくれる

コンクリートなどを利用した建物であれば、熱伝導率が高く、夏は暑く、冬はひんやりと寒くなりやすいという特徴があります。しかし、木材を使用した建物であれば、外気温を伝えにくい断熱性をもっています。湿気を吸収・放出し、家の中の暮らしを快適にしてくれます。

伝統的な木目

欅の語源は、際立つ、美しいなど。茶色やオレンジを含んだ色見はそれぞれの欅の木によって違う美しさを表現してくれます。

家づくりでは、その木目を最大限に活かした工夫が行われ、家全体に重厚感を生み出してくれます。肌目にはやや粗さがありますが手入れを行うことで美しさに磨がかかります。

欅の家のデメリットとは?

非常に硬い木材

欅は他の木材に比べても丈夫なことに特徴がりますが、その反面硬く加工には適していないと言われています。

時間をかければ他の樹種と同じように扱うことはできますが、加工するには時間がかかってしまいます。また加工するには、ある程度のテクニックを必要とするため熟練の技術がないと難しいものとなります。

高級木材のため高い

欅は高級木材として有名です。欅は、まとまって植林や育成がされていないためケヤキ産地と呼ばれる場所が少ないと言われています。

上質の欅であれば、全国各地で伐採されたケヤキの丸太や製品が売られる材木市場に集まり、その場所まで足を運ばなければ購入できません。

木材の感触が損なわれる

木材の加工技術の中にはウレタンで表面をコーティングすることでツヤを出すことができます。檜は、加工するのに時間がかかり、よりキレイに仕上げるためにウレタンでのコーティングが行われることがあります。

それにより、伝統的な上品さ感じる材木へと変身する一方で、木材の感触が損なわれやすいといったデメリットがあります。

暴れが起きやすい

欅は非常に暴れが起きやすい材木と言われています。製材の過程から加工後であっても反りや伸び縮みが非常に起きやすいのです。

せっかく完成したと思っても、薄くしすぎると割れてしまうということもありえます。そのため、含水率に気をつけ、丁寧な乾燥を行うことが重要とされています。

高級な印象を与えてくれる

檜を家づくりに取り入れるのは、木の素材をそのまま活かした方法が適しています。家を和風に仕上げるのは、大変使い勝手がよく、木目から伝統感が表現され、高級な印象にさせてくれます。

檜を薄くしすぎたり、ツヤを出すために加工しすぎてしまうと檜のもつダイナミックな印象が薄れてしまうため、もったいない使い方となってしまいます。

お寺の建築でもよく活用される檜は、お寺の雰囲気を日本伝統というイメージでしっかりとした佇まいに変えてくれます。家づくりでも、和の印象を残しつつ、丈夫でかっこいい家にするために、柱や太い梁として使用することで檜の持ち味が活かされやすくなるでしょう。