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自然素材の家の塗装とは

自然素材の家の塗装とは

無垢材や漆喰、珪藻土などの自然素材をふんだんに使った家は、塗料をしみこませたりコーティングすることでより傷つきにくい、長持ちする家になります。最近ではオイルやワックスを使った塗装、表面に膜を貼る樹脂コーティングなどさまざまな方法が存在。もしこれから塗装を考えているなら、塗料の種類や特徴を理解して、目的に合ったものを選びましょう。

自然素材の家を塗装するメリット・デメリット

塗装のメリット

家が劣化しにくい

塗装は本来家を保護するためのものなので、塗装することでより頑丈に、長持ちする家となります。自然素材に限らず、塗装をする場合としない場合では劣化の速度が段違いです。

見た目がキレイ

塗装のメリットは、見た目をキレイに保てることでもあります。年月とともに出てくるささくれやひび割れも、塗装することである程度防げます。

修理回数が少なくなる

塗装によって劣化しにくくなることで、修理の回数が少なくなります。定期的に点検を行う場合も、塗装をしておけば大きなトラブルは起こりにくいでしょう。

塗装のデメリット

塗り替え・貼り替えに手間がかかる

塗装をするデメリットは、第一に時間と手間がかかることです。建ててから別で施工するため、完成までに期間を要することも少なくありません。

また、塗装した木材は壊れると再利用が難しいため、貼り替えをすると費用が割高になります。漆喰や珪藻土も同様に、混ぜ物をすると機能性が落ちて使い物にならなくなるケースがあるようです。

自然素材の良さが失われる場合も

塗装の種類によっては、手触りや調湿性、断熱性といった自然素材特有の良さが失われる場合があります。自然素材の良さを活かした家を建てるなら、塗装を最低限にとどめるか、もしくは一切塗装をしないほうが良いでしょう。

塗装材(塗料)の種類

塗装に使う塗料は外壁と内装で異なります。外壁はシリコンやフッ素などのコーティング系塗料、内装ではオイル系とコーティング系を使い分けることが多いようです。

外壁用の塗料

種類 耐久年数
アクリル 5~7年
ウレタン 8~10年
シリコン 10~15年
ラジカル制御系 12~15年
フッ素 15~20年
光触媒 15~20年
無機 20~25年

自然素材オンリーで建てるなら漆喰や珪藻土がおすすめ

100%自然素材で建てることにこだわるなら、外壁に漆喰や珪藻土を用いても良いでしょう。昔ながらの白壁を活かした、景観の良い住まいが建てられます。ただし耐久性は環境によって左右されるので、湿気の多い場所やものがぶつかる場所だと数年で塗り替えが必要になる可能性も。はがれ落ちやカビなどに気を付けて、長持ちさせましょう。

内装用の塗料

番外編:自然塗料・環境塗料とは

自然塗料・環境塗料と呼ばれる塗料は、自然界にある成分を主成分とする塗料のことです。代表的なものは柿渋や亜麻仁油、蜜ロウなどのオイル系やワックス系で、合成塗料よりも人や環境に優しく安全性が高いといわれています。

日本で使用されている自然塗料はドイツ製のものがほとんどですが、一部では国産のものも使われています。ただし、自然塗料について明確な基準があるのは海外のみで、日本では法律による規定はありません。国産のものを使うなら、ホルムアルデヒドやVOCを発生させる成分が入っていないか見極める必要があります。

場所別の塗装方法は?

外壁塗装

  1. 足場を作る
  2. 外壁の水洗い
  3. 下地処理・下地調整
  4. 養生(汚れ防止作業)
  5. 塗装(下塗り→中塗り→上塗り)
  6. 確認作業

内装塗装

  1. 塗る部分以外をシートで覆う
  2. 塗装(オイルやウレタンなど素材によって異なる)
  3. 乾かす
  4. 片付け

素材や好みで塗装・未塗装を使い分けるのがおすすめ

塗装・未塗装はそれぞれメリット・デメリットがあります。手触りや香りなどを重視するなら未塗装のままが適していますし、なるべく見た目を整えて耐久性を上げたいなら塗装すべきです。

内装をDIYで塗装すれば、塗装した部分と未塗装の部分を好きに分けることも可能。好みやデザイン、予算などを考慮して、納得のいく施工にしましょう。