自然素材の家について、すべての情報を紹介sponsored by 石田工務店
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自然素材が多く使われている家の空間に自然素材の建具を使うと、見た目の統一感が生まれます。例えば、木をたくさん使っている空間には木製の建具が馴染みますし、デザインも統一されて全体的な調和を取りやすいです。
長く使える建材を使うことで、経年変化した際にはアンティーク家具のような持ち味も生まれます。
自然素材の建具を使うと、自分の好みに合わせて空間を作り込むことができます。窓の大きさや設計に合わせて作り込みたいなら、自然素材の建具を選ぶとベターです。建具で馴染ませれば家の中と外も緩やかに繋がるため、全面開口など特別な設計の空間にも取り入れやすいでしょう。
より美しい調和を生み出すために、家に合わせたオリジナルの建具を選ぶ方法もあります。
木材でできている建具は加工しやすいため、サイズや見た目を自由に変えることができます。木を使った外壁材などは木材保護塗装で仕上げることで耐久性も上がりますし、経年したような自然な風合いに仕上げることも可能です。
茶色やグレー、黒など、好みの雰囲気の外壁に加工したい際にも向いているほか、修理もしやすく持続性が高いのも特徴です。
自然素材でできた建具は、一般的な窯業系サイディングやアルミニウムなど金属製の建具に比べて、熱伝導が低く結露しにくい特性を持っています。全面開口がしやすいメリットが加われば、より結露しにくく使用することもできるでしょう。
また、自然素材の建具は既製品のものと比べて製品にする際のロスが少ない特徴があります。温室効果ガスの削減を目指すカーボンニュートラルにもにつながり、環境に優しい家づくりができます。
ここからは、自然素材の建具を使う際に注意しておきたいポイントをお伝えします。
自然素材の建具は金属製のものに比べて水気に弱いため、雨ざらしになるところや湿気の多い外で使うとすぐに傷んでしまいます。
外での使用はあまりおすすめできませんが、どうしても使用する場合には水はけを良くする、雨の当たらないところや雨掛りにならない場所に設置するなど、水気や湿気に配慮した設計を採用するようにしましょう。防水性を高めるために、建具に塗装を施すのもひとつの手です。
自然素材の建具を内装に使用する場合、断熱性を高めにくいため隙間ができやすくなります。例えば、引き戸に木の建具を用いると冬場は寒さを感じやすくなるでしょう。外気が入ってきやすい場所には、気密性を高める部材を合わせて使うなどで工夫するようにしてください。
また、自然素材の建具は金属が使われている建具に比べてメンテナンスの頻度が高くなります。メンテナンスの手間をなるべくかけないようにするためにも、前もってメンテナンスしやすい設計にしておくのがおすすめです。
丸太から切り出した木材をそのまま使用するのが無垢材です。木材の本来の色や質感をそのまま味わうことができますし、製材の仕方によっては多彩な表情を楽しめるため自然素材の建具としても人気です。木材のため加工もしやすく自由度は高いですが、傷つきやすく、木材の伸縮によってひび割れや反りが生じやすいデメリットもあります。
ただ、定期的なメンテナンスによって防ぐこともできますので、木材の含有率を調べるなど建具として使う木の特性を理解しておきましょう。
日本に古くから伝わる和紙も、襖や収納扉などの建具として使われてきた自然素材の建具です。多彩な色味や質感の和紙があり、独特の風合いや色は柔らかい雰囲気で、デザインの調和やワンポイントとしても活躍します。
繊維と繊維が絡み合っているため強度が高い上、隙間に空気を含むため、脱臭や保温効果も期待できるメリットがあります。
外気が入ってきやすく気密性が重視される玄関には、アルミサッシなどの金属製の建具が多いですが、設計や対策ができていれば木で作っても長持ちします。
塗装仕上げを施せば防水性や気密性が高まりますし、厚みのある無垢材を使用すれば重厚感が生まれます。使い込むほどに色味や質感に味わいが出て、深みのある風合いを楽しめるでしょう。
自然素材の建具と相性の良い塗装であれば、色の変更も可能です。このときおすすめなのが、自然素材塗料で塗装する方法です。中にはハーブの成分が入っている塗料もあり、塗装を施すことで菌の発生を防ぎ、腐りにくくなる効果もあります。
また、木に浸透するオイルステインなどを使えば、黒やグレーなど暗みのある色合いに仕上げることも可能です。
自然素材の建具は、確かに金属製の既製品よりもコストはかかります。自然素材の無垢材などは取り扱いが難しく、管理する手間もかかるためです。
ただ、無垢材を使用する場合は汎用材を使うことでコストを抑えることができます。また、自然素材を標準で取り扱っている会社なら発注量の関係で割安に仕入れられるため、コストを抑えられる可能性があります。
防火地域など防火規制のあるところは、条例で建築が規制されている場合があります。その際には木製の建具を使うことはできません。
ただ、規制に従って距離を取るなどの対策を取れば設置できる場合もあるので、自然素材の建具を使用したい場合には地域の条例や規制を確認しておくようにしましょう。
自然素材の家を検討しているのであれば、建具にも金属製などの既製品ではなく、自然素材の建具を使うのがおすすめです。自然素材でまとまることによって、家に馴染みやすく、空間に統一感が生まれて、よりナチュラルなイメージに近づきやすくなります。
自然素材の建具の強みだけではなくデメリットにも注意して、条件が合うなら検討してみてはいかがでしょうか。