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ハイグレードな自然素材の家

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せっかく自然素材の家を建てるなら素材や設備に妥協したくない、という人にはハイグレードな住まいがおすすめです。ここでは、ハイグレードな住まいに仕上げるメリットや押さえておきたい注意点についてわかりやすく解説します。

ハイグレードな自然素材の家とは

ハイグレードな自然素材の家とは、通常の住宅に比べて建築や設備に高額な費用をかけた住宅のことです。自然素材の家を検討する人は家づくりへのこだわりが強いことが多いので、間取りの自由度が高く、素材や設備なども厳選できるハイグレードな住まいは、まさに理想的と言えるでしょう。

ただ、費用面が気になって二の足を踏んでいるという人もいるはず。そのため、ハイグレードな自然住宅に仕上げるメリットについて、さらに詳しく解説します。

こだわったハイグレードな住まいに仕上げるメリット

長く暮らせる心地よい家が実現できる

自然素材の家によく使われる無垢材や漆喰には調湿作用があり、結露の発生を抑える効果を期待できます。内部結露が発生すると柱や土台が腐ってしまい、家の耐震性能や耐久性を低下させる原因になりかねません。そのため、調湿作用のある自然素材を採用することで、結露の発生を抑えて長く暮らせる住まいを実現できます。

また、無垢材を使った床は梅雨時期でもベタベタしないため、高温多湿の日本の住まいに最適です。また、調湿作用のほかに、消臭効果や木の香りによるリラックス効果も期待でき、心地よい暮らしを叶えられるメリットもあります。

厳選した素材や設備を導入できる

ハイグレードな住まいなら素材や設備にこだわれるため、厳選した素材や設備で高級感を演出することも可能です。たとえば、素材であれば天然石を使用したり、無垢材をふんだんに使用したり、など自然素材の家づくりをとことん楽しむことができるでしょう。

設備ならグレードの高いシステムキッチンや浴室を設置して暮らしをより快適にしたり、全館空調システムや太陽光発電システムを導入したり、など一般的な住宅に比べて選択肢の幅が広がるのが魅力です。

健康などの問題が起きにくい

ビニールクロスや合板などの建材・仕上げ材には化学物質が含まれており、シックハウス症候群の原因になるホルムアルデヒドを発生させます。シックハウス症候群とは、目の痛みやかゆみ、鼻水、のどの痛み、頭痛などの症状を引き起こす健康障害です。

現在はシックハウス法で換気扇の設置が義務付けられているものの、体へのやさしさにとことんこだわるならホルムアルデヒドを発生させない自然素材を使用するのがおすすめです。

また、調湿作用のある自然素材を使用することで、アレルギーの原因になるカビの発生を抑えられるメリットもあります。

理想の間取り・デザインにできる

ハイグレードな住まいは間取りやデザインの自由度が高いため、理想やこだわりを反映できます。屋上にテラスを設けたり、スキップフロアを作ったり、収納スペースを多くしたりなど、自分や家族好みの設計を楽しめるのが魅力です。どうしても譲れないこだわりがあるなら、ハイグレードな住まいは有効な選択肢と言えるでしょう。

注意しておきたいポイント

家は毎日暮らすことになる場所だからこそ、デザイン面だけでなく、機能面にもしっかり目を向けることが大切です。たとえば耐久性や耐震性は十分かどうか、収納や生活動線が考慮された間取りになっているか、コンセントの位置や数は適切かどうかなどをしっかりと確認しておきましょう。

また、こだわろうと思えばどこまでもこだわれるハイグレードな住まいだからこそ、予算を大幅にオーバーしないように注意が必要です。素材や設備、間取りなどを考える前に、どこにどれぐらいのお金をかけるのかの優先順位を決めていくことをおすすめします。

実際にハイグレードな自然素材住宅を建てた事例

健康に優しい自然素材を多く使った住まい

「自然素材を使った健康に優しい家にしたい」「薪ストーブのある広いリビングにしたい」「ゆったりできる浴室やガレージを設置したい」など、依頼主のさまざまな要望を反映した事例。床や造作材にタモやヒノキといった無垢材を使用し、そのほかの仕上げ材にも石やタイル、漆喰、再生紙、自然塗料など自然素材が多く使われています。既製品や石油化学製品をなるべく使わないことで依頼主の希望だった健康に優しい住まいを叶えており、長く暮らせる味わいと暖かみのある住まいが完成しました。

自然素材や設備へのこだわりが光る住まい

自然素材にとことんこだわり、木材や漆喰、天然石、鉄などを使用した事例。素材の組み合わせも相性の良さを考慮し、相乗効果によって素材がもともと持っている潜在力を発揮できるように計算されています。構造にもこだわっており、高い耐震性と自由度の高い間取りを実現できるSE構法を採用。そのほかにも、高気密・高断熱の性能を叶えているほか、太陽光パネルと家庭用燃料電池のW発電により省エネルギー型住宅に仕上がっています。