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自然素材の家が子供に与える影響

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子供がすくすく育つ自然素材の家とは

子供を持つ親なら、わが子にはすくすく育ってほしいと考えるのではないでしょうか?家造りでも、それは同じ。健康に配慮し、快適に過ごせる家でこそ子供はすくすく成長できます。

だからこそ、近年では無垢材や漆喰、珪藻土などを使用した自然素材の家の需要が高まってきているのです。では、なぜ自然素材の家だと子供が過ごしやすいのか、理由を一つずつ見ていきましょう。

健康に良い自然素材の家

子供に限らず、快適に過ごすには体に負担をかけないことが大切です。自然素材でできた家は調湿性・断熱性に優れているため、外と中の気温差によるヒートショック現象や結露が起こりにくくなっています。結露を防ぐことでカビや雑菌などを遠ざけ、アレルギーの原因を防げます。

どの住まいでもお金をかければ性能は上げられますが、初めから天然素材で調湿・断熱の機能を持った住まいをつくるほうが、リフォームや建て替えの手間も少なく済むでしょう。

また、性能が良く快適でも、頭痛やのどの痛み、息苦しさを感じる住宅も。これらはシックハウス症候群と呼ばれ、化学合成建材が発する有害な化学物質やカビ・ダニなどのアレルゲンといった要因が関わっていると考えられています。

自然素材からはホルムアルデヒドもほとんど出ません。そのため、シックハウス症候群のリスクが低下します。子供は大人よりも敏感。大人が気付かないうちに、アレルギーやシックハウス症候群になってしまうかもしれません。家を建てる際に自然素材を使うことが、子供の健康を守ることにつながるのです。

他にも壁や床に無垢材を使うことで紫外線を吸収し、反射しても目に刺激を与えなかったり悪臭を吸収したりといった働きが得られます。

自然素材vsコンクリート!健康に良いのはどっち?

コンクリートや化学合成の建材を使うと、カビの原因となる結露やシックハウス症候群を引き起こすおそれが。近年ではコンクリート住宅に住む子供よりも、木造住宅に住む子供のほうがアレルギーやぜんそくになりにくいというデータが発表されています。

化学建材が引き起こすのは結露だけでなく、シックハウス症候群も該当。建材の表面から出るホルムアルデヒドやトルエンなどは、子供の成長をさまたげる一因になります。健康を意識した生活をするなら、自然素材のほうが向いているでしょう。

また、触ったときの温度もコンクリートのほうが冷たく、夏や冬などの気温差が激しい時期は体へのストレスがかかりやすいようです。反対に自然素材の代表ともいえる木材は断熱性に優れており、ドアを隔てた部屋でも温度変化が生じにくくなっています。温度差が大きくなるとヒートショック現象が起きやすいため、快適さの面からいっても自然素材がおすすめです。

無垢材のにおいを吸収する働きも、自然素材のメリットとして挙げられます。トイレでよくにおうアンモニア臭やペットのにおい、排気ガスなど、さまざまなにおいを吸収。消臭剤やフレグランスなどを置かなくても、自然と過ごしやすい室内にしてくれます。

ただし、地域によっては災害などの影響からを避けるためにあえてコンクリートを使うところもあります。場所に合っていない素材を使うと、リフォームや建て替えが必要になることも。気温差だけでなく、家を建てたい場所を考えたうえで素材を選びましょう。

子供とともに成長する天然素材の住まい

無垢材や漆喰は、月日がたつごとに色合いが変わり、味のあるたたずまいになっていきます。また、定期的にお手入れをすることで、キレイなまま深みのある色味に。杉や檜、ヒバなど種類によって色合いは違ってきますが、経年変化による美しい仕上がりは、コンクリートや集成材では出せません。子供が生まれたときに建てた住まいも、子供と一緒に10年、20年で味のある空間に成長していく魅力があります。

しかしそのまま放置してしまうと劣化し、紫外線や汚れでダークグレーの見栄えが悪い外見になってしまうので気を付けてください。

自然素材の魅力は、経年変化による美しさだけではありません。最近の住宅ではコストの良さや性能を重視するあまり、匂いまで気がまわらないことも。結果、建てたばかりの家なのにイヤなにおいがこもってしまうケースが見られます。

その点、自然素材には化学物質がほとんど含まれていないため、イヤなにおいが溜まりにくい住まいに。すがすがしい空気で、快適に過ごせます。特に木材のフィトンチッド(芳香)は、悪臭のもとを分解する効果があり、重宝されているようです。

ただし、木材の精油成分の匂いや漆喰の独特な匂いと相性の悪い方もいます。まずはモデルハウスや展示場などに足を運び、事前に確認しておきましょう。

無垢材の良さを感じられる「木育」って?

幼児の頃から本物の木に触れ、ものづくりをしたり木について学習したりすることが木育(もくいく)です。身近な自然素材である木材への親しみや、森林への理解をはぐくむものとして提唱されています。

幼児から高齢者までの幅広い年代が対象。木を使ったものづくりや木材についての学習を行うことでより木への理解を深めることが、木育の活動といわれています。木材の利用は森林破壊や自然環境の悪化と見られがちですが、木材の良さや利用する意味を学ぶことで正しく木材を使えるようになります。

閣議決定された「森林・林業基本計画」でも、木育を木材を使ううえでの教育活動と位置付けられていて、ただ木を切るだけでなく、木の伝統を受け継ぐ活動としての役割を持っています。

身近なところに木を取り入れることで、自宅でも木育ができます。家の建材、家具はもちろん、子供のおもちゃを木製にする子育てでの木育なども広まってきました。木のおもちゃを使うことで感性を育てる、癒し効果を与えるなどの効果も。幼少期から家で自然素材に触れ、一緒に育つことで無垢材の良さを感じられる木育を行えるのです。

子供を育てる環境に積極的に木を取り入れれば、良さを知るきっかけにもなります。木育を通して、子供と一緒に育つ自然素材の家を建ててみてはいかがでしょうか。

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群とは、居住に由来する様々な健康障害の総称を意味する用語です。居住に由来するので家の中で起こる症状全般を指し、コレこそがシックハウス症候群である、という単一の疾患ではありません。建材などから発生する化学物質であったり、カビやダニなどによる室内空気汚染などで引き起こされたりする症状をシックハウス症候群と言います。

シックハウス症候群の症状は人によって異なり、どのようなメカニズムで起こるのか原因は分かっていません。一般的な症状として、

などです。

生活習慣は同じで、住む場所が変わって調子が悪くなった時。あるいは家や会社などの室内環境から離れると症状が軽くなり、戻ると同じ症状が起こる場合などは、シックハウス症候群の可能性が考えられます。

シックハウス症候群の原因

シックハウス症候群の原因は、化学物質やカビ・ダニであると言われています。

家を建てる際に使用する材料、壁紙や家具、カーテンなど、いろいろなところに化学物質は使用されています。このため新築住宅に限らず、既存住宅でもシックハウス症候群にならないとは限りません。

次に指摘されるのは、通気性の良しあしです。日本の伝統的な木造住宅は、

などが使われ、床下や天井も通気の良い造りでした。近年では断熱性・気密性に優れた住宅が多く建築されています。気密性が高い住宅は断熱性に優れ、外気の影響を受けにくいので室内を快適な状態に保てるのがメリットです。その分自然な換気が行われにくく、意識的に喚起しなければいけません。

空気中の二酸化炭素濃度が上昇したり、ダニやカビの胞子などが飛散した状態で室内にとどまっていたり。石油ストーブやガスストーブから出される汚染物質にたばこの煙など、空気環境に配慮して生活する必要があります。

シックハウス症候群は、空気環境も原因の1つとされている症状です。人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいても全く影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。

アレルギー反応を起こさないための対策

シンプルな方法ですが、徹底的にカビ、ダニ対策として湿度調整を行うと空気環境は良くなります。室内の湿度目安はおおよそ50%です。これより高くなると、カビが繁殖しやすい環境になります。逆に低くなると乾燥してしまい、のどの粘膜を傷つけて風邪をひきやすくなるので要注意です。湿度をほどよく保つにも、まず換気を心がけましょう。換気は、湿気の除去に一役買ってくれます。

他に有効とされるのが、日光です。太陽光には、乾燥と殺菌の効果が期待できます。日干し出来る物があれば積極的に行い、乾燥すればカビを防止できるでしょう。逆に、部屋干しは要注意です。

強制換気システムがあれば結露、カビの増殖を抑えられます。家具のうしろや押入の奥などは風通しが悪く湿気がたまりやすいので注意しましょう。結露ができやすい壁や窓ガラスなどの表面は、カビが育ちやすいのでこまめな手入れがおすすめです。

ダニやダニの死骸、糞などもアレルギー、ぜんそく、皮膚炎、結膜炎などを引き起こす原因となります。食べかすやフケなどはダニのエサにもなるので、掃除は必須です。家で使う絨毯やマクラなどの素材にも配慮しましょう。カビやダニの温床になっていないか、化学物質を放散していないか確認して体に優しいものを選びましょう。

家を建てる時の対策

シックハウス症候群は、新築住宅に限らず既存住宅でも発症します。現在のところ、化学物質を一切使用せずに家を建てるのは難しく、根本的な解決策はまだありません。ただ、できるだけ化学物質を含んだ材料を使用せず、天然由来の成分を使用した材料を選ぶことで、シックハウス症候群対策を行っている建設会社や工務店は多くあります。

家を建てる時、リフォームする際は、自分の希望をしっかり工務店や設計者に伝えて、材料選びを行うことが基本です。納得いくまで調査し、シックハウス対策がほどこされた建材や接着剤の使用について話し合うようにしましょう。

子供を育てるなら自然の家がピッタリ!

子供を健やかに成長させるために自然素材の家がおすすめである理由を2つ紹介しました。

無垢材や漆喰などの自然素材は手間がかかるものの、建ててからの住み心地は抜群です。健康に良いというメリットに加え、デザインも子供と一緒に変化していく魅力もあります。小さな子供がいるなら、自然素材の家を検討してみてはいかがでしょうか?