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快適な家をつくるポイント

快適な家をつくるポイントを解説

マイホームを建てるなら、なるべく快適な家にしたいもの。しかし、家づくりでは重視すべきポイントが多く、優先すべき事項がわからなくなることがあります。ここでは快適な家にするためのポイント、快適ではないと感じるポイントを踏まえて、住み心地の良い家をつくるために重要なことをまとめています。家を建てた方が失敗したと感じるポイントも紹介しているので、参考にしてみてください。

快適な家とは

快適と感じるポイントは人それぞれなので、基本は住む人がリラックスして過ごせる住まいこそが、快適な家といえます。そこで、快適と感じるポイント、快適ではないと感じるポイントをリサーチしてみました。どんなことを快適と感じているのか、いろいろな方の意見を見ていきましょう。

快適と感じるポイント

快適と感じるポイントは、高断熱・高気密のほかに防音や家の耐久性などが挙げられています。過ごしやすい温度に保たれていることや、音漏れがないこと、ニオイがこもらないことなどは、家の素材によって大きく異なるもの。素材選びからこだわることで、快適な家を建てられる可能性が上がります。杉や檜といった無垢材、漆喰などは消臭や調湿などの効果を得られるので、家の機能性を重視するなら自然素材を使ってみても良いでしょう。

また、実際に住んだときに重要になる家事導線や広さ、収納なども快適に感じるポイントの1つとして考える方が多いようです。家事導線は設計や家具の置き方によって大きく左右されるので、建築前に施工会社とじっくり打ち合わせしたり、モデルハウスで家具を置く場所をチェックしたりすることをおすすめします。

快適ではないと感じるポイント

過ごしやすさに関係する熱さ・寒さや風通しなどは多くの方が快適ではないと感じるポイントです。特に冬場の寒さはヒートショックを引き起こしやすく、命に関わります。間取りや設計も、天井が高すぎたり棚の位置が高かったりと建ててから気づくことも多く、改善しにくい点といえます。ニオイや防音に関しては後から対策することもできますが、住みにくさを感じることは否めません。

失敗したと感じるポイント

家を建てたあと、どんなところで失敗したと感じるのでしょうか。実際に家を建てた方の声から、不便な点や失敗談を紹介していきます。

快適な家造りで失敗する理由

考えられる例として、「いい家」の定義を間違えているケースが多いかもしれません。「いい家」とは、人によって違います。お子様の人数を含めた家族の人数、ライフスタイルによって変わるはずです。しかし、「こだわりを反映したい」気持ちが強すぎると、家造りで失敗しやすくなってしまいます。

今後何十年と住むことになる大切な買い物に対し、理想を詰め込みたいという気持ちはよく分かります。ただ、まずは「自分たちにとって本当に住みやすい家とは何か」を考えることが大切です。

詰め込みすぎるより必要なものを選び抜く

どれだけ最新設備を導入して流行を取り入れたとしても、実際に住んでみて満足できなければ「失敗したな」と思うことになるでしょう。失敗しない家づくりで大切なのは、「自分たちにとって住みやすい住宅の理想」を明確にすることです。「流行だから」「新しいから」だけではなく、「これからの自分たちにとって必要な要素なのか」という観点を持っておきましょう。

間取りは将来性まで考える

間取りで多くの人が失敗するポイントの1つです。失敗する理由として、見通しの甘さと実物を見ていないことが挙げられます。図面だけでイメージすると、どうしても実物を見た際に「思っていたものと違う」となってしまいがちです。

それ以上に失敗したと感じやすいのは、将来的なビジョンを含めた設計不足でしょう。家を建てる際、先のことまで考慮する必要性があるのは言うまでもありません。しかし、将来を考えて間取りを設計したとしても、やはり後から失敗したと感じてしまうケースもあります。

間取りをアレンジできる設計も考慮してみる

近年では、間取りをある程度フレキシブルにアレンジできるタイプの設計が人気を集めています。子供が小さい時には大きな一部屋として活用しつつ、それぞれが成長したら仕切りを使い「二部屋」にできるのが魅力です。建てた後に手を加えられる手法があることは、覚えておいて損はないでしょう。

配線まで考えた設計を

家は間取りが生活を決めると言っても過言ではありません。一方で、間取りの利便性を享受するためには、間取りだけではなく電気についての利便性も求められます。テレビを置くよう想定した間取りでは、コンセントやアンテナなどから配線しなければなりません。パソコンであっても同様です。

家電製品はどうしても配線を必要とします。しかし、失敗する家造りのケースでは配線まで考慮していないことが多いため、実際に家電製品を配置すると

という失敗に繋がるかもしれません。仕様する家電製品等によっても配線の手法は異なりますが、事前に何を置くのかも含めて設計相談時は話し合うようにしましょう。

収納は多めに用意しよう

快適な居住空間を作る要素として、収納も重要なポイントです。注文住宅で失敗した理由に、収納が少なくて不便という声が多くあります。

収納が少ないと、物が溢れてしまいやすくなるのがデメリットです。新たに収納器具を購入しなければならなくなり、部屋が狭く感じてしまう原因にも繋がります。一方で、収納ばかりにしてしまうと間取りが狭くなってしまうジレンマもあるのが悩みどころです。この点はバランスがとても大切な部分ですが、収納はある程度多くても困ることはありません。多少部屋を狭くしてしまうとしても、初めから収納を用意しておいたほうが後で収納を用意する必要もなくなります。

「困ったら後で追加する」という考え方もありますが、予算もかかれば部屋が狭くなってしまったり、部屋との一体感が損なわれてしまったりする可能性もあるので気をつけてください。

周辺環境は時間をずらしてのチェックもしておこう

家の中だけが生活ではありません。周辺環境も、生活を構成する一部です。マイホームを購入するにあたって、周辺環境のチェックも必ずしておきましょう。むしろ、周辺環境をチェックせずにマイホームを購入する人の方が珍しいと言えます。それでも、周辺環境に関して失敗したと後悔する人が多いのも事実です。周辺環境を「大まかに」しかチェックしていないと、後から気付いて「しまった」という事態になりかねません。

昼間だけ足を運んで「静かだ」と思ったとしても、夜になると交通量が増えて音がうるさくなる場所もあります。あるいは静かな夜だからこそ、電車や車の音がやたらうるさく感じることもあるでしょう。「周辺環境」と聞くと、どこに何があるのかばかりに気を取られてしまいがちになります。朝・昼・夜、それぞれどのような環境なのかは事前にチェックしておきましょう。

プライバシーまで意識しておく

満足できるマイホームに仕上がったと思ったものの、生活を始めてみたら「失敗した…」と感じる部分もあります。それは「外からの視線」です。家の中ばかりに気を取られてしまうと、家の外からの視線まで気にかけにくくなります。そのまま建ててしまうと、隣家や通行人など外からの視線が気になり、後悔してしまうことになるでしょう。

どれだけ素晴らしい間取りや設備を整えたとしても、隣家や通行人から丸見えでは次第に大きなストレスになります。設計の段階から「周囲からどのように見られるのか」も、ある程度考慮しておかなければなりません。特に隣家が近い場合、隣家の存在は無視できないはずです。

開放感のためにバルコニーを用意するのであれば、隣家のバルコニーと向き合うような形となる設計は避けましょう。開放感はおろか、プライバシーに苦慮して結局はデッドスペースになってしまうなんてケースもあります。周辺環境のチェックはもちろんですが、「外からどのように見られるのか」もまた、意識しておくべきポイントです。

急に周辺環境が変わってしまうケース

周辺環境が変化してしまったがために、それまでの快適な生活が損なわれるケースもあります。よくある話として、新築の時には周辺は静かだと思っていたものの

また、一般家庭に限らず、商業施設やマンションができたことで

などもあります。このような事態を回避するためにも、設計の段階で周辺の開発計画も調べておくと良いでしょう。いつ何が建つのか分かるケースもあるので、業者と相談しながら進めていくのがおすすめです。

予算を厳守することも大事

注文住宅を購入するにあたって、多くの方が予め予算を組んでいるはずです。しかし、いざ業者や担当者と話し合いを進めていくと「あれもいいな」「それもいいかも」と、様々なオプションを加えてしまうこともあります。色々と詰め込み過ぎて予算をオーバーしてしまうケースも、注文住宅では珍しくありません。

予算を守らないと起こること

長く住み続けるからこそ、多少予算を超えてしまっても妥協したくないとする考え方も大切です。ただ、予算をオーバーしてしまったがために

などの事態が起こりえます。予算に関しては、多少オーバーしただけでもその後何十年と資金面での負担が変わることになります。安易に「良いものを」と考えるのではなく、予算を変更するとその後の生活にどれだけの変化が及ぶのか、その都度シミュレーションしておきましょう。

答えを急がない

マイホームはその後、何十年と生活を送ることになる大きな買い物です。決して安直に進めて良いものではありません。だからこそ、急ぎすぎず綿密に計画を立てる必要があります。

しかし、契約を取りたいがために依頼者に返答を急かす業者も中にはいます。「今契約していただけるとサービスします」というニュアンスで、契約を急かされることもあるかもしれません。ここで焦らず、一度じっくり契約や計画内容を見ておきましょう。焦ってしまったがために見落としてしまったり、あるいは妥協しなければならなくなったりというケースもあります。少し急いだことで、その後何十年も後悔することになってしまっては本末転倒です。あまりに答えを急かすような業者であれば、依頼主の事情よりも自社の事情を優先している業者の可能性があるので、敬遠した方が良いでしょう。

快適に過ごすための間取り

採光は方角やプライバシーに気を付ける

家の中にどのようにして光が入るのかも、考慮しておくべき部分です。大前提として、方角を気にしましょう。太陽の位置は、人の手で変えられません。南向きの日当たりが良いのは言うまでもありませんが、真南を向けると日当たりが強すぎるとの声もあります。立地的に難しいというケースもあるので、細かな調整が必須です。

また、家屋のどの部分が南側を向いているのかによっても住み心地は変わります。リビングが南向きであれば朝から昼、夕方とかけて家の中はとても明るい雰囲気になるでしょう。かといってあまりに窓が大きすぎると、光はもちろん周囲からの視線も強く感じてしまいます。窓の配置は採光だけではなくプライバシーへの配慮も求められるので、人通りの多い方角には窓は高めに設置して視線が入らないようにしましょう。

また、洗濯をどこでするのかを想定することも大切です。洗濯物が乾くかどうかは採光による影響が大きいので、選択する場所に陽射しがよく当たるようにする工夫も考えておきましょう。

風通しのポイント

風通しもまた、気持ちの良い生活を過ごせるかを左右する要素の一つです。風通しが悪いと湿気がこもりやすくなり、家屋・家具の劣化が早くなってしまいます。家を長く良い状態に保つためには、程よい湿度を保てる設計にしましょう。

一方で、風がどのように吹くかは未知数です。季節、天候、場所。これらが影響して風向きが異なりますが、建てる側が風の通りやすい道を造ることで解決できます。

風は目に見えるものではありませんが、ある程度どのように吹くか予測はできるはずです。極論ですが、窓が一つしかなければもちろん風通しは悪くなってしまいます。少なくとも、風が入る窓と出ていく窓を設置しなければなりません。風は物をすり抜けこともポイントの1つです。人間同様「道」に沿って流れていくので、窓と窓の間に障害物がなければスムーズに流れていきます。

室内が凹凸だったり、あるいは家具などで風の通り道を塞いでしまったりすると風通しは悪くなってしまうので注意しましょう。

生活動線のポイント

間取りや家具の配置はとても大切ですが、「人が使いやすいのか」がポイントとなります。ショールームを見た際、実際に室内を歩いてみて生活動線がどう意識されているか体験してみるのも良いでしょう。

実際に生活を送るマイホームの場合、住む人によって使い勝手に差が出ます。キッチンと冷蔵庫が離れていると、食材を出すためにわざわざ何歩も歩かなければなりません。料理を作るためにあっちに行ったりこっちに行ったり…。これでは毎日の生活でストレスが溜まってしまいます。

如何に効率よく動けるかが、生活動線のポイントです。同じところをぐるぐる回るような設計にせず、1回の往復で済むことを意識してみるのが良いでしょう。これは家族の中で一番家事を担当している人の意見を取り入れるのがおすすめです。料理だけではなく、掃除、帰宅した際の動きをシミュレーションしてみることで、生活動線を確保した家の実現に近づけます。

間取り変更のポイント

住む人は変化していきます。子供は成長しますし、いずれは家を出ていき、夫婦二人で暮らすことも考えられるでしょう。しかし、人間の成長に対し、家は自ら変化することはありません。自分たちの生活に合わせて家を変化させることも大切ですが、その都度リフォームとなれば大変です。

住宅を建てる際は、家族の成長や変化に合わせてある程度アレンジできる間取りにすると良いでしょう。子供が小さい時はそこまでプライバシーを重視する必要はないので、個室ではなくフロアに「子供のスペース」を用意するだけでも十分です。

しかし、成長に従い、子供もプライバシーを意識するようになります。その時には本人から個室が求められるかもしれません。将来も加味して個室にもなるよう可変式の間取りにすれば、大規模なリフォームをせずとも一人ひとりの空間が確保できます。夫婦もいずれは二人暮らしとなったり、年齢を重ねて二階へのアクセスが負担になったりすることも考えられるため、

など、「いずれ変えることを前提に、変えやすい造り」を意識しておくことが大切です。

ゾーニングのポイント

家をゾーニングすることで、家の大まかなイメージができます。ゾーニングとは、「ここは水回りのエリア」「プライベートゾーン」など、目的に応じた区割りにすることです。「あれもこれも」と詰め込みすぎず、「ここをこうしたい」と目的に応じたゾーニングは、その後の部屋や収納の位置取りもしやすくなります。ゾーニングの意識がないと、家を作る際にそもそもどのような間取りにするのかがよく分からなかったり、何をどこに置けばよいのかも不明瞭なままになったりするかもしれません。

その点区割りすることを意識しておけば、ある程度間取りが明確にしやすくなります。また、実際に家が完成した時にも、目的が明確な設計だからこそ、日常生活において利便性を実感できるでしょう。理想の間取りは、理想のライフスタイルによって異なるものです。思い描く理想をもとに、図面に起こしてみてください。イメージが難しい場合は、ネットにある施工事例やモデルハウスを見て参考にしてみましょう。

北側に光が届きにくい箇所にはトップライトを

北側にある部屋は南側からだけの光だと十分に日の光が行き届かず、明るさが不十分になりやすいため工夫が必要です。家の奥行きが深いと、部屋の奥まで明るさが行き届かない場合があります。その際はトップライト(天窓)を設置するのが有効です。

トップライトは、壁に設置した窓よりも3倍も高い採光効果が得られます。立地や間取りの問題で採光が得られにくい場合、トップライトの設置を検討すると良いでしょう。ただし、トップライトが大き過ぎてしてしまうと真夏の時期の日差しが真上から降り注いだ際、室温が高くなってしまいます。設置を検討するなら、ほどよいサイズになるよう業者と相談しましょう。

北側、東側の場合は高い位置に窓を設置

採光を十分確保するには、南側に大きな窓を設置することが有効です。隣の家が近かったり、南側が道路に面していたりする場合、プライバシーの点からも大きな窓を設けることに不安を抱くこともあるかと思います。

対策として、東側や北側の壁の高い位置に窓を設けることで高い位置から採光を取り入れ、部屋の明るさを確保する方法が有効です。窓が高い位置にあるので周辺からの眺めも気にすることなく、明るさと暖かさを取り入れられるでしょう。

中庭を設置して光を取り入れる

部屋の内部に設置される中庭は、プライベートな空間でありながらも、採光を得るのに有効な手段となります。採光を得るために設置される中庭をライトコートと呼びますが、通常の庭のように隣家との境界線や人目を気にしなくてすむのがメリットです。自分好みの自由なつくりにできます。

インナーバルコニーを設置して光を取り入れる

インナーバルコニーとは、家の一部が屋外になっているスペースのことです。通常のバルコニーとは違い、屋根があり奥行きがあるものが用いられます。設置すると日光が遮られてしまうといわれますが、採光計算をして設置したり、天窓を設置したりすることによって光を取り入れることは可能です。

間取り次第では、2階のインナーバルコニーからの光を1階まで届けられます。

開放的な吹き抜けから光を取り入れる

隣家との距離が近すぎる場合、採光を確保する窓を設置することが難しいかもしれません。その場合は吹き抜けをつくり、高い位置に窓を設置することによって光を取り入れる方法が有効です。高い位置に窓があるので、中庭と同じく周囲の目も気にせずに済みます。吹き抜けにより開放感も生まれるので、明るく広々とした空間を満喫できるでしょう。

周辺環境を調査しよう

時間を分けて足を運ぶ

間取り、収納などの部分は、自身の努力や創意工夫などで補えます。しかし、周辺環境だけはどうすることもできません。

良いなと思った土地を見つけたら、その周辺環境についてもリサーチしておいた方が良いのは言うまでもないでしょう。一度だけではなく、できれば時間を変えて何度も足を運ぶのがおすすめです。時間帯によって、周辺環境の騒音や人手、交通量などは異なります。一度足を運んだだけで「静かな街」「住みやすそう」と判断するのは早計です。

もしもそこに住むとなれば、昼夜を問わず生活を送ることになります。妥協せずに異なる時間帯、あるいは異なる天気の時など、様々なシチュエーション時に足を運ぶようにしましょう。

周辺の開発計画も調べておこう

周囲の都市計画も、チェックしておくべきポイントです。静かな街だと思っても、将来的に大きなマンション、あるいは商業施設の計画があれば当然人の往来が増えます。そうなると、静けさはなくなるでしょう。

高速道路や大きな幹線道路の計画がある場合、いずれは交通量が増えます。騒音はもちろんですが、排気ガスあるいは交通量増加に伴う子供の通学・登校時のリスクにもつながるのがデメリットです。

入居を考えている時点で計画がない場合だと、判断は難しいでしょう。既にある程度計画が煮詰められている状態であれば、調べることで把握できるはずです。商業施設、さらには道路ができたことで、それまでの静かな生活が急変してしまう可能性もあります。周辺エリアの都市計画も調べておきましょう。この点は周辺の不動産屋あるいは行政に問い合わせることで分かります。

「割れ窓理論」を覚えておこう

いわゆる「割れ窓理論」も覚えておきましょう。

割れ窓理論とは、窓が割れているとさらに割れたり傷ついて無頓着になるという人間心理です。例えば周辺のガードレールやミラーが破損されている場合、残念ながら治安の良い街とは言えません。

むしろ、治安がより悪化してしまう可能性もあります。一方綺麗な街の場合、住人の「街をきれいに」という意識が高いと考えられます。どちらの街に快適な生活が待っているのかは、言うまでもないでしょう。ミラーやガードーレールだけではなく、周辺エリアに不法投棄されている場所がないのか、放置自転車は無いのかなどもチェックポイントです。

治安が悪いといえるポイントが多く見受けられる場合、新居に何らかの危害が及ぶ可能性もあります。

地域のルールも確認しておこう

地域特有のルールがあるエリアも存在します。住んでいるだけで「自治会費」を徴収されたり、定期的に町内会のような会合に参加しなければならないエリアもあるのがポイントです。これらに関しては、好みが分かれる問題でしょう。

住人同士のコミュニケーションがあって助かるという人もいれば、自由なライフスタイルを阻害されると考えてしまう人もいるでしょう。判断が分かれる部分だからこそ、自分自身の思い描くライフスタイルが待っている街なのか、地域特有のルールがないのかも確認しておくべきです。

建物や周辺環境と比べると見落としやすい一方で、住み続ける限り直面する問題でもあるローカルルール。トラブルなく過ごすためにも、このルールの把握は大切です。

理想の生活からの逆算

理想の生活とは?

マイホームで後悔するケースとして、「思い描いていたものと違う生活」を強いられる点が挙げられます。「思ったものと違う」「こんなはずじゃなかった」という後悔は、理想とのギャップによって生まれるものです。

では理想の生活を送るために緻密に計画を立てたのかというと、そうではないケースも珍しくありません。予算を重視した結果、「理想の生活を手に入れる」ではなく、「家を建てる」が目的となってしまうと後悔してしまいがちになります。もちろん、100%理想通りの生活を手に入れることは難しい部分もありますが、ある程度理想の生活の太枠程度はイメージしておくと良いでしょう。

理想にも順番を付けよう

理想の生活も人によって様々かと思いますが、いくつかの理想に対して順番をつけてみるのもおすすめです。「広い家に住みたい」「駅の近くが良い」「静かな街が良い」など、一通り希望を出したうえで順番を付けてみましょう。

自分や家族が新しい生活で重視しているものが何かも、より明確に見えてくるはずです。順番を付けることで、「理想の上位は譲れないけど、理想の下位は多少妥協できる」というように、マイホーム計画の際の判断材料となります。理想の順番とは「住宅設備における優先順位」でもあるのがポイントです。

自分自身の考えが整理できるというメリットもあります。注文住宅で全ての希望を叶えるのは、難しいケースも出てくるはずです。場合によっては、どうしても削らなければならない部分も出てきます。諦めなければならないものができた時、「何を諦めるのか」もすぐに決められるのが、順番決めのメリットです。

体験してみることも大切

マイホームの難しさの一つに、住んでみなければ分からないことが多々ある点です。

設計図を見たり営業マンと話をしたりしている限りは成功間違いなしと思っていたものの、完成した家を見て、「なんか違う」となってしまうケースも珍しくありません。

この点は家づくりの難しさを端的に表した部分ですし、そのような後悔を避けるためにも念入りに考える必要があります。しかし、それでもどうしても後悔は生まれてしまうものです。少しでも後悔しないようにするためにも、実際に家に足を運んでみるのが良いでしょう。

もちろん完成した家ではなく展示場ではありますが、何度も、かつ様々な展示場に足を運んでみることで、より具体的にイメージできるようになるはずです。中には展示場に宿泊できるイベントを開催している業者もあります。数時間程度ではなく、一泊することで短時間のチェックでは見えない部分も見えてくるでしょう。実際に「体感」できる機会を活用し、理想を具体化していくのもおすすめです。

予算こそ「理想の生活」の鍵

理想の家にて理想の生活を送るためのポイントはいくつかありますが、実は予算も重要な部分です。予算の余裕については、心理的な余裕と比例しています。

「せっかくのマイホームだから妥協したくない」という気持ちは誰にでもあるでしょう。しかし、理想のためにと予算を大幅にオーバーして家を建ててしまうのは、あまりおすすめできません。完成後、月々のローンの返済額の変化に伴う負担が大きくなるのは避けたいところです。

金銭的な余裕があると、様々な面において余裕を持った視点で考えられます。しかし、金銭的な余裕がなくなると、様々な面で余裕が奪われます。マイホームにお金をかけすぎたがために住宅ローンの返済額や修繕の貯蓄、固定資産税など住宅関連の費用に対してだけではなく、子どもの学費や生活費が大きな負担となる事態になりかねません。そうなってしまうと、マイホームへの後悔が強く残ってしまうでしょう。

このような後悔を避けるためにも、毎月どれくらいの金銭的余裕があれば良いのかを計算して、順守できるようマイホームの予算を編成するのが大切です。

理想の家を任せられる業者選びを

業者の重要性

家を建てるにあたって、どの業者に依頼するのかが大切なポイントとなります。どのような家ができるのかは、どの業者に依頼するのかによって差が出るものです。マイホームは決して安い買い物ではありません。だからこそ、信頼できる業者を選ぶことが後悔しないための必要条件となります。

そして、マイホームを建ててくれる業者は多々あります。豊富な選択肢の中から一つの業者を選ぶのも、マイホームの難点です。

では具体的に、どのような点で業者を選ぶべきなのか。いくつかポイントをまとめてみましたのでご覧ください。

話を聞いてくれるのか

工務店であれ大手ハウスメーカーであれ、まずは依頼者とのコミュニケーションが家づくりの一歩目となります。その際にどれだけ依頼者の声に耳を傾けてくれるのかは、重要な判断材料です。自分たちができることや得意としていることを話すだけなのか、あるいは依頼者側の声に耳を傾けてくれるのか。

この違いは、家づくりにおいて大切なポイントとなります。なぜ家を建てるのかといえば、依頼者の「家が欲しい」というニーズのためです。しかし、自分たちの話だけしかしない業者の場合、依頼者のニーズを細かい部分まで理解できません。結果、互いの認識にズレが生じて「思っていた家と違う」という事態になります。

「理想を形にする」の「理想」は業者の理想ではなく、依頼者の理想です。依頼者の声に耳を傾けてくれない業者だと、依頼者の理想を形にするのは難しいでしょう。

柔軟な姿勢の業者なのか

可能か不可能なのかの二択で話す業者ではなく、どこまで妥協できるのか・歩み寄る姿勢を見せてくれるのかもまた、大切な部分です。依頼者側としては、分からない部分もあるので業者側にとって「非常識」な提案をしてしまうこともあるかもしれません。

実現可能なことと不可能なことが分からない以上、仕方がない部分といえます。それらの意見に対し、「できるかできないか」の二択で応えるのではなく、「こうすればできる」「代わりにこれができる」など、前向きな意見を述べてくれる業者は、様々な要望に対して誠意を持って対応してくれるでしょう。

逆に「無理です」だけ返す業者だと、あまり信頼できません。ただ、できない理由についてしっかりと教えてくれる業者であれば、信頼できます。理想を形にしたいのであれば声に耳を傾けてくれるだけではなく、理想の実現のためにポジティブな提案を行ってくれる業者を選ぶことも大切です。

急かしてこない業者

マイホームは、なかなか簡単に話をまとめることが難しいのも事実です。そのため、どうしても時間がかかってしまいます。初めて相談してから数カ月、あるいはそれ以上の歳月がかかってしまうケースとて珍しくありません。それでも決断を急かすのではなく、依頼者のペースに寄り添ってくれる業者を選ぶと良いでしょう。

もちろん業者側にも様々な事情があるかとは思いますが、マイホームは決して安い買い物ではありません。じっくりと検討したいと思うのは依頼者として当然なので、その気持ちを十分に理解してくれる業者に相談したほうが、より良い判断がしやすいでしょう。

まとめ

快適な家を建てるためには、断熱性や気密性といった家の性能のほか、間取りや家事導線にも目を向けないといけません。たとえば洗濯機は1階なのに干す場所は2階だと、毎回洗濯物を運ぶ手間がかかります。できるだけ過ごしやすく、リラックスできる家をつくるためにも、自分が快適と感じるポイントを建築会社と相談したうえで施工してもらいましょう。