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メンテナンス

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欅(けやき)の家のメンテナンス方法

自然素材の家には、その優しい風合いや木の香りから多くの魅力がございます。

その一方でお客様の中には、自然素材だからこそ「メンテナンスが大変なのでは?」と足踏みしてしまうことも。

ここでは、自然素材の中でも欅(けやき)の家についてメンテナンスや補修の詳細をお届けします。

意外かもしれませんが、欅(けやき)の木は非常に頑丈でしっかりしているため50年はメンテナンス要らず。

日常的なメンテナンスや、特定の汚れが付いてしまった場合の対処法までご紹介。

セルフメンテナンス方法

日常のメンテナンス

欅(けやき)の家は、日常的にメンテナンスを行う必要が少ない素材です。欅(けやき)の木は、古くから神社などに採用されるなど日本の伝統的家屋に多く見られました。

数百年もの間、日本家屋を支えている欅(けやき)の木は、とても頑丈ですのでメンテナンス知らず。

特に汚れが付いていない場合には、掃除機でゴミや埃を取り除き、雑巾で乾拭きするだけで大丈夫です。

欅(けやき)材のように硬質の木材は、雑巾で拭き上げるだけでも光沢が出て、杢目が美しいのが特徴。

汚れが付着している場合には、雑巾で水拭きしてから湿気が残らないように乾いた雑巾で綺麗に拭き取ってください。水拭きをする場合には、水分が残らないように固く絞った雑巾で拭きあげるようにしましょう。

手垢の汚れ

欅(けやき)の柱などは日常生活で手垢が付着しやすい部分でもあります。

手垢の汚れに関しては、消しゴムを手垢の汚れが気になる部分に軽く擦るだけで落とせます。

非常に手軽な方法ですので、ぜひお試しください。

コーヒーなどの食品汚れ

欅(けやき)の柱や床などにコーヒーなどの食品汚れが付着してしまった場合ですが、塗装済みの欅(けやき)材であれば固く絞った雑巾で拭き掃除をすれば落とせます。

無塗装の欅(けやき)材の場合には、コーヒーなどの食品に由来するシミなどが付着してしまったら、まずは雑巾拭きをします。次に、汚れ落としなどでシミ抜きを試みます。

それでも汚れが落ちない場合には、#180程度のヤスリでシミを削ぎ落とす方法が良いでしょう。

杢目の美しさを取り戻せるか不安な場合には、専門業者に依頼することをおすすめします。

原因不明のシミ

欅(けやき)材に原因不明のシミなどが付着している場合には、まずは乾拭きで対処します。

それでもシミが落ちない場合には、固めに絞った雑巾で水拭きをし、汚れが落ちるか確認します。

水拭きで汚れが落ちないときは、汚れ落としを使用します。

汚れ落としでもシミが落ちない場合には、食品汚れと同様に#180程度のヤスリでシミを削ぎ落としましょう。

なお塗装済みの欅(けやき)材の場合には、ヤスリを使用すると塗装が剥がれてしまいます。

自然素材の塗料などで塗り直しが必要です。

塗装済みの欅(けやき)材のメンテナンス方法

無垢材の塗装には、「浸透性塗装」と「コーティング系塗装」の2種類が存在します。

ここでは、塗装の種類における欅(けやき)材のメンテナンス方法をご紹介します。

浸透性塗装のセルフメンテナンス方法

浸透性塗装は、塗料を木材に浸透させる塗装のことで、木材の表面に硬い塗膜が作られないため杢目の美しさを活かせるのが特徴です。

コーティング系塗料と比較すると木肌が表面に浮き出ているため、傷や汚れがつきやすく、水も吸収しやすいことから、基本的には表面の汚れを掃除機で吸い取り、乾拭きでお掃除します。

水拭きでのお手入れはできるだけ避けるようお願いいたします。汚れを落とすためにどうしても水拭きをする場合には、固めに絞った雑巾で行いましょう。

コーティング系塗装のセルフメンテナンス方法

コーティング系塗料は、木材の表面に硬い塗膜を形成する塗装のこと。

硬い塗膜が形成されるため、杢目の美しさや木肌に触れることはできませんが、非常に手触りの良い質感になります。

硬い塗膜のため傷や汚れがつきにくく、普段は掃除機で汚れを吸い取り、乾拭きで問題ありません。

年に1〜2回は塗り直しを行おう

コーティング系塗装も経年劣化により徐々に剥がれ落ちてしまいます。

基本的にはメンテナンスいらずですが、1年に1〜2 回ほど薄くなった塗装に以下の手順でメンテナンスを行いましょう。

  1. 塗装が薄くなった箇所にサンドペーパーを使用し綺麗にする
  2. 無垢材の表面がしっかり乾燥したら布に自然素材の塗料を薄く塗り込む
  3. さきほどサンドペーパーをかけた場所に塗り込む
  4. 余分な塗料を拭き取って乾燥させる

塗料が染み込んだ布は、発火する恐れもあるため、水で濡らしてから処分しましょう。

欅(けやき)のメンテナンスが不安なら専門業者へ依頼

欅(けやき)の家は、基本的に50年間はメンテナンス不要と言われています。

汚れが付着しても掃除機で埃を吸い取り、雑巾で乾拭きをすれば大抵の汚れは落ちます。

しかし、中には経年劣化とともに塗装の下に原因不明のシミやカビが生えることも。

ご自身で汚れを落とすのが難しい場合には、ぜひ専門業者に依頼してみてください。

専門業者であれば、シミ抜きや塗装の塗り直しなど柔軟に対応してくれます。

まとめ

欅(けやき)のメンテナンスは、みなさんが思うよりも費用がかからず導入から50年はメンテナンスいらず。

経年劣化でメンテナンスが必要な場合でも、塗装をすれば問題ありません。

塗装費用も場所によって異なりますが、玄関柱や内壁であれば数万円〜で済む場合が多いです。

欅(けやき)の木は、高級素材であるため本体価格こそ高めではありますが、メンテナンス費用は抑えることが可能です。

ぜひこの機会に日本伝統家屋の象徴である欅(けやき)の家づくりを検討してみてください。

欅(けやき)の家の特徴を
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