自然素材の家について、すべての情報を紹介sponsored by 石田工務店
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ナチュラルインテリアとは、無垢材などの自然素材を活かしたシンプルなインテリアのこと。木の温かみなどの素材の持ち味を大切にし、華美な加工や過剰な装飾は行わないのがポイントです。
素朴で温かみがあり、明るくリラックスできる空間をつくれるのナチュラルインテリアの魅力。飽きのこないデザインのため、何年経っても心地よい空間を演出してくれます。
ただ自然素材を活かしたデザインとはいえ、ホワイトの壁に木製の家具、シンプルな装飾をすればおしゃれに見えるとは限りません。おしゃれなナチュラルインテリアを実現するにはセンスが問われるため、ナチュラルインテリアにするコツをチェックしておきましょう。
アースカラーとは地球上にある大地や植物、海などの自然をイメージした色のこと。ホワイトやアイボリー、ベージュ、ブラウン、グレーやグリーン、テラコッタなどがあります。パステルカラーやビビッドカラーのような明るさはないものの、落ち着いた暗めのトーンが心地よい空間を演出してくれます。
とくに天井や壁などの面積が広い部分はアースカラーで統一するのがおすすめ。また、いくらアースカラーだからといって複数色を空間に詰め込んでしまうと、落ち着かない空間になってしまいます。ホワイトとベージュを基調にアクセントカラーを一色プラスするなど、3色程度を目安にテーマカラーを決めることでまとまりが生まれます。
無垢材はナチュラルインテリアにぴったりの素材です。木が本来もつ温かみや質感を活かせるため、ぜひ無垢材の家具を取り入れましょう。
無垢材にはさまざまな種類がありますが、ウォールナットやブナ、ナラ(オーク)、マツ(パイン材)など無垢材の木目や色合いによって空間に与える印象が異なります。そのため、好みのテイストに合った無垢材を選びましょう。
床や柱などを含め、空間に使用する木材は3種類までに抑えましょう。無垢材などの自然素材でも、複数種類を取り入れるとまとまりのない空間になってしまいます。「床や柱、梁、ダイニングテーブル、シェルフなどに使用する木材は多くても3種類までにする」と覚えておきましょう。
カーテンやソファ、クッション、ラグなどのファブリック製品は、木綿や麻などの天然素材がおすすめ。ナチュラルインテリアの自然な雰囲気とマッチするため、空間に一体感が生まれます。とくに面積の広いカーテンやラグなどは、鮮やかな色よりも落ち着いたアースカラーを選ぶと良いでしょう。
小物などで空間を過剰に装飾してしまうとごちゃごちゃした印象に。リラックスできる空間どころか落ち着かなくなってしまうため、ナチュラルインテリアの装飾はシンプルを心がけましょう。あえてスペースを残すような装飾がおしゃれに魅せるポイントです。
ナチュラルインテリアでは生活感が出てしまうとおしゃれな空間とは程遠くなってしまいます。プリントや文房具、日用品や衣類などは見えないように収納し、片付けておきましょう。
シンプルな空間をキープするコツは、物の収納場所を決めること。使うときにストレスなく取り出せるよう、収納場所を工夫しましょう。なお、収納グッズなどを増やすと空間が圧迫されてしまうため、ナチュラルインテリアにしたい場合は十分な収納スペースを確保しておくことをおすすめします。
ナチュラルインテリアには床や天井、吹き抜け、家具などに無垢材を使用するのがおすすめ。なお、無垢材の種類によって空間に与える印象が異なります。
自然素材を活かしたシンプルなナチュラルインテリアの魅力を活かすには、ナチュラル収納を取り入れてお部屋に統一感を持たせるとよいでしょう。麻やパイン材を使ったカゴ、無垢材を使った箱や家具、生成りの布などの収納グッズを使うとナチュラルデザインにマッチします。
ナチュラル素材のカゴは、見た目もよく使いやすいアイテムです。調味料や薬、化粧品、リモコン、文房具などの細かいものを入れておくとスッキリして、インテリアの一部にもなります。テーブルの上に置いてもよいですし、棚に置いて引き出しのように使うのも便利です。大きいバスケットを選べば、それ自体が棚の役割を果たしますよ。
また、生成りの布も簡単に手に入るグッズです。布は、飾るだけでなく収納のためにも役立ちます。棚の目隠しに布を使ったり、バスケットにかけたりして覆えば、収納品のゴチャつきが気になりません。圧迫感が出てしまうのが気になる方は、見せる収納とのバランスを考えて布を配分してみることをおすすめします。
自然素材のカゴや無垢材の家具、ナチュラルテイストの布は、ホームセンターや雑貨屋さんなどで購入可能です。お気に入りの収納グッズを探してみてください。
ナチュラルインテリアと並んで人気が高いのが北欧デザイン。ナチュラルインテリアと北欧デザインは相性が良く、上手く取り入れることでセンスの良い空間を実現できます。
北欧デザインは、ホワイトを基調とした空間にアクセントカラーの鮮やかな色と遊び心のあるデザインが特徴。ナチュラルインテリアに北欧デザインを取り入れるときはホワイトやベージュ、ライトグレーといった明るめのアースカラーを基調とし、アクセントカラーは全体の1割程度に抑えましょう。
北欧デザインにはソファや椅子、ダイニングテーブルや装飾品などさまざまなものがありますが、コーディネイトに自信がないときは椅子やクッションから挑戦してみると良いでしょう。
ナチュラルテイストを内装だけではなく外観にも取り入れるのがおすすめです。たとえば無垢材を使用したドアや外壁、漆喰の外壁など。ホワイトやベージュなどの明るい色味にすることで、よりナチュラルな雰囲気を演出できるでしょう。また、植栽にもこだわるとナチュラルでおしゃれな外観になりますよ。
住宅建設では、部屋全体を引き締めるのに効果的な部材として、廻り縁・巾木/幅木を施工するのが一般的ですが、自然素材によるナチュラルインテリアの場合はどうでしょうか。
廻り縁・巾木/幅木は、天井と壁、壁と床、それぞれの境目に取り付ける部材の一種です。廻り縁は天井と壁の境目を、巾木/幅木は壁と床の境に取り付けて、それぞれ隙間を覆います。廻り縁・巾木/幅木を取り付ける一番の目的は、構造物の隙間を隠すことです。木造建築はもちろんですが、鉄筋コンクリート造の場合でも、床・壁・天井といった構造体の各部位は別々に施工されているため、各部位間には一定の隙間が生じてしまいます。その隙間を覆って見た目をきれいにする役割を果たすのが廻り縁・巾木/幅木です。
廻り縁・巾木/幅木の設置は、隙間を隠すだけでなく、部屋全体を引き締める効果、きれいに見せる効果など装飾性も兼ね備えているため、自然素材によるナチュラルインテリアを実現する場合でも、大いに活用したいところです。
ただし、廻り縁・巾木/幅木の設置による効果や影響は様々です。例えば、自然素材の家では使用しないほうが奥行きや広がりのある空間に見えることもあります。得られる効果がケースバイケースなのです。そのため、廻り縁・巾木/幅木の設置を検討する際は、あらかじめ実現したい住宅デザインを明確にしておき、その上で導入の要否を考えた方がいいでしょう。また取り入れる場合は、デザインにマッチする素材や色、形の部材を選ぶことをおすすめします。