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工務店の選び方

現在、「自然素材」「エコ」「無垢材」「省エネ」などを大々的に取り上げて宣伝している工務店が多くなっています。しかし、こうした広告を打っているから、必ずしも「自然素材に詳しい」「健康的な家を建てられる」というわけではありません。

中には、ニセモノの自然素材を扱っている場合や、自然素材を全面に出したいがために人工素材を使うべきところにも自然素材をねじ込んでいるようなこともあるようです。

そのため、あまり宣伝やキャッチコピーなどに惑わされることなく、本気で良い家をつくろうと考え、取り組んでいる工務店を見つけることが大切です。

自然素材の家を依頼する工務店の選び方

選択肢を与えてくれるか

正直、素人が建築についての話を聞いても、本来はチンプンカンプンです。病気になったときに、医師に難しい用語で病気の説明をされても理解できませんよね。病気についてきちんと理解してほしいと思う医師であれば、難しい用語を使うことなく、嚙み砕いて優しく説明してくれるはずです。

これは、工務店でも同じです。プロが難しい用語を使って話そうと思えば、いくらでもできますが、それでは相手には全く伝わりません。難しいまま話すのは、相手が理解できなくても構わないという気持ちの表れです。きちんと理解してもらい、そのうえで顧客に選択肢を与えるというのが信頼できる工務店の態度です。

デメリットの説明があるか

話の内容に関しても、メリットばかり話すのは怪しいもの。どんな素材や工法でも、デメリットはあるはずです。そこを隠さずに、はっきりと伝えてくれる業者は信頼できますよね。デメリットも理解してもらったうえで選んでもらえれば、後々のトラブルを回避することにもなりますので、責任感の高い工務店であれば、絶対に避けないポイントになります。

家族の快適さを追求してくれるか

この素材はどんなに良いか、うちで建築すればこんなに良いことがある、というような話ばかりで、顧客側の話を聞く姿勢のできていない工務店とは、トラブルになる可能性があります。

「顧客の家族構成はどうか、どのような間取りにすると過ごしやすいのか、小さい子どもやお年寄りはいるのか、何にこだわりがあるのか、普段どのような過ごし方をしているのか」。

快適で過ごしやすい家にするためには、そういったことを知ることは大切です。なぜなら、その家族ごとに、過ごしやすい家は違うからです。ずっと暮らしていく家だからこそ、一緒に将来のことも考えられるような工務店を見つけると、住み始めて10年、20年経っても満足できる快適な家にすることができます。

どのような家にしたいかをブラさないこと

大切なのは、「なぜ自然素材を使いたいのか」「どうしたら快適な家になるのか」ということ。「自然素材だから良い」のではなく、このような家にしたい、このように過ごしたいという目的があっての自然素材の採用です。

「自然素材の採用」が目的にならないようにしてくださいね。そこさえはっきりしていれば、工務店側の言葉に惑わされることもないですし、冷静に良い工務店を見つけることができるはずです。

自然素材の家をつくる5つの素材

自然素材といってもさまざまな種類があり、素材ごとに適した用途やメンテナンス方法は異なります。ここでは代表的な素材を5つ紹介しますので、それぞれの特徴や施工例を見ていきましょう。

無垢材(むくざい)

無垢材とは、丸太から切り出したままの自然な状態の木材のこと。加工している集成材とは違って天然の材質なので、風合いや温かみ、使えば使うほど深まる木材の味わいがオーナーさんから人気です。

無垢の家の施工例

無垢の家の施工事例1
無垢の家の施工事例2
無垢の家の施工事例3
無垢の家の施工事例4
無垢の家の施工事例1 無垢の家の施工事例2 無垢の家の施工事例3 無垢の家の施工事例4
無垢材の3つの魅力ポイント

裸足がやみつきになる

天然素材ならではの肌触りと温かみが無垢材の一番の魅力。スリッパや靴下を脱ぎ捨てて、裸足で過ごすのがやみつきになります。

木目と色ムラは個性

不揃いな木目や色ムラは、集成材では見られない天然木の個性。時間の経過と丁寧なメンテナンスによって味わいが深まります。

温度・湿度を調整する

冬でも空調・床暖房いらず。熱伝導率の低い無垢材が急激な暑さ・寒さ・湿気から家の中を守り、快適な環境を作ってくれます。

無垢の家をより詳しく見る

檜(ひのき)

京都・清水寺の舞台など寺社や仏閣に多く使われ(しかも一番重要な部分に)、その耐久性は1000年以上と言われる檜。もちろん一般住宅にも利用されますが、杉と比べると少し高価なため全面的に使用されることは少なく、おもに客間やリビングなど一部に使われます。

檜の家の施工例

檜の家の施工事例1
檜の家の施工事例2
檜の家の施工事例3
檜の家の施工事例4
檜の家の施工事例1 檜の家の施工事例2 檜の家の施工事例3 檜の家の施工事例4
檜の3つの魅力ポイント

家をより丈夫にできる

硬くて丈夫、さらに反りが少ないのが檜の特徴。古くから大工に好まれ、選ばれてきたのは、建築材として優秀であるためです。

癒しになる独特の香り

檜から良い香りがするのは、「αピネン」という成分が含まれているから。防蟻効果があり、家の天敵・シロアリを寄せ付けません。

「見せる木材」に最適

檜の白くキレイな木肌は、見せる木材(化粧材)としても最適。神棚やカウンター、ダイニングテーブルなどにも利用されています。

檜の家をより詳しく見る

杉(すぎ)

木の種類が豊富な日本の中でも一番なじみがあり、「木材といえば杉」と言われています。家づくりにおいて自然素材の人気が高まる昨今、全国各地の国産ブランド杉が注目を再び集め、活用されています。

杉の家の施工例

杉の家の施工事例1
杉の家の施工事例2
杉の家の施工事例3
杉の家の施工事例4
杉の家の施工事例1 杉の家の施工事例2 杉の家の施工事例3 杉の家の施工事例4
杉の3つの魅力ポイント

空気を含み、柔らかい

空気を多く含んでおり、針葉樹ならではの柔らかさが杉の特徴。他の無垢材や集成材よりも優しい感触を得ることができます。

へこみや傷も味になる

へこみや傷がつきやすいというデメリットも。しかし、メンテナンスや補修を繰り返し、味のある家に育てることができます。

比較的安価な人気木材

一部のブランド杉を除けば、比較的安価で調達することが可能。そのため、家づくりのさまざまな箇所に活用されています。

杉の家をより詳しく見る

珪藻土(けいそうど)

珪藻土とは、珪藻の殻の化石からできた堆積物のこと。古くから「火に強い土」として知られ、陶器やレンガの材料とされてきました。建材としての歴史は浅いものの、その性能だけでなくデザイン性も注目されています。

珪藻土の家の施工例

珪藻土の家の施工事例1
珪藻土の家の施工事例2
珪藻土の家の施工事例3
珪藻土の家の施工事例4
珪藻土の家の施工事例1 珪藻土の家の施工事例2 珪藻土の家の施工事例3 珪藻土の家の施工事例4
珪藻土の3つの魅力ポイント

部屋の湿度を整える

珪藻土には無数の小さな穴が開いており、これらが部屋の中の湿度を自動で調整。快適指数と言われる40~60%に保ちます。

結露対策に最適

水を直に吸収する吸水性が高いのも特徴。そのため、塗り壁材として珪藻土を使用していると、結露をすることがありません。

消臭・脱臭の効果も

臭いは空気中の水分(湿気)に溶けるため、壁材に珪藻土を使用することで、湿気と同時に部屋の中の嫌な臭いも消せます。

珪藻土の家を詳しく見る

漆喰(しっくい)

漆喰とは、壁の上塗りに使われる、石灰に粘土などを混ぜたもの。壁材としての歴史は5000年以上あり、多くの歴史的な建造物にも使用されています。塗り方のパターンや色によって、和風から洋風までさまざまなデザインに対応できます。

漆喰の家の施工例

漆喰の家の施工事例1
漆喰の家の施工事例2
漆喰の家の施工事例3
漆喰の家の施工事例4
漆喰の家の施工事例1 漆喰の家の施工事例2 漆喰の家の施工事例3 漆喰の家の施工事例4
漆喰の3つの魅力ポイント

ダニやカビを防ぐ

漆喰は強いアルカリ性の成分でできているため、病気の原因となるダニやカビ、ウイルスが生じにくいというメリットがあります。

防音対策として有効

防音性が高いのも漆喰の特徴。他の壁材より外部への音漏れの影響が少なく、最近ではDIYで漆喰を使った防音対策をする方もいます。

幅広いデザインに対応

王道の古民家スタイルだけでなく、洋風のインテリアとの相性も◎。デザイン性にこだわるオーナーさんからも高い支持を得ています。

漆喰の家をより詳しく見る